テーマ③ 【HULFT IoT】写真を定期的に送信し、生産ラインの予兆保全を行ないたい

OrangeLab. 運営チーム
作成日時: - 更新日時:
Avatar
あなたは自動車工場の生産技術部門担当者です。
機器の稼動状態をカメラで撮影し、監視サーバーに転送・監視を行ない、工場(生産ライン)の予兆保全を行ないたいです。

詳細要件

あなたは自動車工場の生産技術部門担当者として、昨今の状況を受け部品の品質を上げるために、まずは生産ラインの状態の「見える化」を行うことになりました。

機器の稼動ログやラインの様子をカメラで撮影した画像をどのようにサーバに転送、保持しますか?

360001930574_01b.png

ヒントじゃ!
HULFT IoT Agent は様々なデバイスで稼働できるので、機器毎に操作方法が異なるぞい!
今回は Raspberry Pi にターミナルソフトで接続し、コマンドで操作するのじゃ!
 

模範解答

カメラが撮った画像ファイルをHULFT IoT Agentで検知し、そのファイルを転送します。
集信した画像ファイルは保管期限まで保持したいので、保存フォルダに集信した後、監視モニターにコピーします。

使用環境

OS
Raspberry Pi (HULFT IoT Agent) ※
Windows Server(HULFT IoT Manager)
※Raspberry PiはHULFT IoT動作保証外です。正規にご利用いただく際は、HULFT IoT Readyに記載されている機器でお試しください。

使用ソフトウェア

ソフトウェア バージョン
HULFT IoT Agent Version.1.4.0
HULFT IoT Manager Version.1.4.0
HULFT8 for Windows Version.8.1.4
Google Chrome Version.55.0.2883

使用ファイル

格納場所 ファイルパス 備考
Agent側 /usr/local/linecamera/camera.sh 秒間N回カメラ撮影するシェルスクリプト
Manager側 C:\monitor\index.html 監視モニター

サンプル構成

360001930574_02c.png

流れ

  1. HULFT IoT Agentをインストールします。
  2. HULFT IoT Agentを起動して、HULFT IoT Managerに登録(アクティベーション)します。
  3. HULFT IoT Managerにて、設定内容(転送設定)を確認します。
  4. HULFT IoT Managerにて、設定内容(ジョブ)を確認します。
  5. HULFT IoT Agentにユニットとプロファイルを設定します。
  6. 監視サーバーにある監視モニターを起動します。
  7. 工場サーバー(生産ライン)にあるHULFT IoT Agentを起動します。
  8. camera.shを実行し、生産ラインの撮影を開始します。

手順

  1. HULFT IoT Agentをインストールします。
    1. モジュールがあるディレクトリに移動して、展開します。
      tar zxvf ./HULFT_IoT_Agent_Linux_AArch32_V140.tar.gz
    2. 展開先のディレクトリに移動します。
      cd ./iot_agent
    3. スーパーユーザーでインストールコマンドを実行します。
      sudo ./huliotsetup --key [アクティベーションキー] --server [Manager環境のIPアドレス]
  2. HULFT IoT Agentを起動して、HULFT IoT Managerに登録(アクティベーション)します。
    1. インストールディレクトリに移動します。
      cd /opt/hulftiot/
    2. HULFT IoT Agentを起動します。
      ./huliotservice
    3. HULFT IoT Agentの起動情報を取得し、アクティベーションされたことを確認します。
      ./huliotinfo
      ※出力結果が下記のようになれば、成功です。
      STATUS: RUNNING
      CONNECT INFO: NORMAL

      ■参考イメージ
      360001930574_03a.png
  3. HULFT IoT Managerにて、設定内容(転送設定)を確認します。
    【ユニット】
       ユニット名    :unit01
       集信側ホスト名  :監視サーバー側のIPアドレス
       集信ポート番号  :監視サーバー側のHULFT集信ポート番号
    
    【プロファイル】
       プロファイル名  :profile01
       転送設定名    :profile01
       ファイルID    :LINE01
       ファイル名    :/usr/local/linecamera/images/*.jpg
                (camera.shでファイルが出力されるディレクトリ、jpgファイルのワイルドカード)
       転送タイプ    :バイナリ転送
       転送コードセット :UTF-8
       監視モード    :タイムスタンプ
       監視経過期間   :1秒
       監視間隔     :1秒
       正常時ジョブ   :C\HULFT Family\hulftiot-manager\hulft\job\job.bat
    
  4. HULFT IoT Managerにて、設定内容(ジョブ)を確認します。
    ジョブファイルの置き場所 :C\HULFT Family\hulftiot-manager\hulft\job\job.bat
    ジョブの内容       :copy /B /Y %$FILENM% C:\demofile\3_hulftiot\lineimg\img.jpg
    
  5. HULFT IoT Agentにユニットとプロファイルを設定します。
    ※HULFT IoT Agentに接続先と転送する設定を関連付ける必要あり

    360001930574_04a.png 新しいユニット:「1.」で作成したユニット
    新しいプロファイル:「2.」で作成したプロファイル
     
  6. 監視サーバーにある監視モニターを起動します。
    ※HULFT IoT Agentから配信されたファイルを表示するため、監視モニターを起動
    C:\demofile\3_hulftiot\index.html をダブルクリック
    
  7. 工場サーバー(生産ライン)にあるHULFT IoT Agentを起動します。
    ※HULFT IoT Agentをスーパーユーザで起動
    sudo /opt/hulftiot/huliotservice
  8. camera.shを実行し、生産ラインの撮影を開始します。
    ※Raspberry Piのカメラが撮影を開始
    /usr/local/linecamera/camera.sh を実行します。
    /usr/local/linecamera/images/ 配下に YYYYMMDD-HHMMSS_(連番).jpg のファイルが出力されます。
    
    index.html
    360001930574_07a.png
おめでとうございます!
正しく設定されるとYYYYMMDD_(連番).jpgが転送され、
監視モニターにHULFT IoT Agentから送られてきた画像が表示されますっ!

まとめ

いかがでしたでしょうか。IoT( Internet of Things )をご体験いただけたでしょうか。
このようにHULFT IoTを用いれば、Raspberry Piのほかにも、小型センサー等と接続したIoTゲートウェイ機器とのファイル転送が容易に実現可能です。是非、体験してみてください。
この記事は役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています

コメント