HULFT8 for Windowsをインストールしたい

OrangeLab. 運営チーム
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使用ソフトウェア:HULFT8 for Windows Ver.8.1.1

はじめに

こんにちは、HULFT OrangeLab.運営チームの佐々木です。

当記事は「HULFT8 for Windows(以下HULFT8)」の環境作成(インストール)手順の参考として作成しました。
検証のための導入だけでなく、勉強会参加の準備などにも役立てていただければと思います。
なお、下記手順でも触れますが、評価版の利用にはmyHULFTへの登録が必要となります。

全体の流れ

この記事ではHULFTのファイル転送など、機能については触れませんのでそれらを知りたい場合には以下記事を参照ください。
以下は、今回HULFTをインストールする導入環境と、導入する製品の情報です。
※ OSやホスト名などに、違いがある場合には置き換えてください
導入環境情報
OS区分 Windows
OS詳細 Windows 7 Enterprise / x64
使用言語 日本語
インストールする製品情報(評価版)
評価版製品名 HULFT8 Win-SRV(AES,Script)
オプション製品名 HULFT8 Script OP Win
HULFT8 Cipher OP(AES) Win
※評価版は常に最新バージョンが提供されますが、記事作成時(2016/10/26)は「8.1.1」が最新です
次にインストールの手順の紹介です。
      • 手順1.事前環境を整える(必須ソフトウェアのインストール)
      • 手順2.インストーラとプロダクトキー/ライセンスキーを入手する
      • 手順3.HULFT8をインストールする
      • 手順4.HULFT8用の通信ポート(FireWall)設定を行う
      • 手順5.HULFT8の起動確認を行う
      • その他.知ってると便利なDOSコマンド
    ※ 既にインストーラとプロダクトキー/ライセンスキーをお持ちの方は手順3へ進んでください

手順1.事前環境を整える(必須ソフトウェアのインストール)

HULFTの製品を利用する場合、導入環境のOSや製品のバージョンにより必須ソフトウェアが必要となります。
※ 推奨メモリなどについては「HULFT.com 」にある「導入環境」や、Readme記載の「動作環境」章をご参照ください。
  本記事作成時点(2016/10/26)での、最新情報を以下に記載します。
対応OSの注意事項
対応OS(Windows) サポート条件/状況
Windows7 サポート対象はSP1以降となります
Windows2008 サポート対象はSP2以降となります
Windows2008R2 サポート対象はSP1以降となります
Windows 10 Enterprise サポート対象となります
Windows 10 Enterprise LTSB サポート対象となります
必須ソフトウェアの注意事項
製品名 バージョン情報
.NET Framework
 .NET Framework 4  ※1
 .NET Framework 4.5 以降
Visual Studio 2012更新プログラム4のVisual C++ 再頒布可能パッケージ ※2  x64用(64bit)
 x86用(32bit)
※1
「.NET Framework 4 Client Profile」のみでは動作しません
「.NET Framework 4 Extended コンポーネント」を含む「.NET Framework 4」の導入が必要です
「.NET Framework 4」更新プログラム 「KB2468871」 のインストールも必要です
●.NET Framework 用更新プログラムをインストール後、コンピュータの再起動が必要になることがあります
●OSによっては、.NET Framework の有効化が必要になることがあります
※2
32bitOSの場合、x86用の「Visual C++再頒布可能パッケージ」の導入が必要です
64bitOSの場合、x64用とx86用の「Visual C++再頒布可能パッケージ」の導入が必要です
●「Visual C++再頒布可能パッケージ」をインストール後、コンピュータの再起動が必要になることがあります
●「Visual C++再頒布可能パッケージ」はインストーラ内の「ISSetupPrerequisites」フォルダに格納されています

導入環境の確認と、必須ソフトウェアはとても重要です
特に64bitOSに導入する「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」は次の見落としが多いためご注意ください。
  • 32bit版では32bitのパッケージが必要です
  • 64bit版では64bitだけでなく、32bitのパッケージも導入が必要です

 

今回は以下を導入した環境でインストールを行いました。
Windows7 Enterprise (x64) Service Pack1
.NET Framework
Microsoft .Net Framework 4.6.1
Visual Studio 2012更新プログラム4のVisual C++ 再頒布可能パッケージ   x64用(64bit)
 x86用(32bit)

手順2.インストールデータ と プロダクトキー/ライセンスキーを入手する

インストールデータ と プロダクトキー/ライセンスキーは、「HULFT.com」から「myHULFT」にログインし入手します。

本記事では「myHULFT」登録方法については省略しますので、以下「myHULFTのご利用ガイド」をご参照ください。
  • myHULFT(ログインページ)」
  • 「myHULFTのご利用ガイド」
※ 以下説明は「myHULFT」に、登録済みと仮定して記載しています

 手順2-1.「myHULFT」 にログインする

myHULFT」とはHULFT製品や関連するサービスを便利に利用するためのお客様ページです。
評価版の利用や、製品情報などが公開されておりどなたでも簡単に登録が可能です。





今回インストールに利用する、インストーラやプロダクトキー/ライセンスキー情報はこちらで入手します。
登録したメールアドレスとパスワードを入力しログインします。

手順2-2.評価版の利用申し込みを行う

メニューにある「各種申請」から「評価版申請」を行います。
画面に従うことでライセンスの発行や、インストール媒体のDLが可能となります。
項目名 選択情報
「評価版利用国選択」 日本
「評価版製品選択」 HULFT8 Win-SRV(ASE,Script)
「評価版オプション製品選択」 「HULFT8 Script OP Win / HULFT8 Cipher OP(AES) Win」
「選択内容確認」 使用許諾に同意し、必須項目であるアンケートを入力します

上記手順を終えると「[myHULFT] 評価版利用開始のご案内(送信専用)」のメールが登録アドレスに転送されます。

手順2-3.ライセンス管理画面から評価版のダウンロードを行う

メニューの「ライセンス」、「ライセンス管理」から登録した評価版ダウンロードを行います。
画面の「操作」からダウンロードを選択してください。
※ 評価版のダウンロードは「*.ISO」と「*.zip」がありますが、今回は「*.zip」をダウンロードしています。

手順2-4.ライセンス管理画面からプロダクトキー/ライセンスキー発行を行う

メニューの「ライセンス」、「ライセンス管理」から登録した評価版ダウンロードを行います。
画面の「操作」からダウンロードを選択してください。

次の項目が設定可能ですが、今回は次の値で設定しています。
※ 評価版では「導入ホスト名」はチェックしていませんので、初期名称は「test」と固定されています

リビジョン 8.1.1
OS区分 Windows
評価版製品名 Windows 7 Enterprise / x64
使用言語 日本語


プロダクトキーの発行が正常に終わると、画面「シリアルNo.」と「プロダクトキー」が表示されます。
※ PDFやCSVでダウンロードしておくと確認などに便利です



※ 赤枠で囲まれた情報が出力されるシリアルの情報です
  HULFT8を導入する環境の情報と正しいものを、必ず選択してからライセンスを発行してください

手順3.HULFT8 を インストールする

インストール手順は「*.ISO」と「*.zip」であっても手順に大きな違いはありませんが、今回は「*.zip」を利用し説明します。

手順3-1.zipファイルの解凍

最初に準備として、DLした「*.zip」をデスクトップに解凍してください。
※ 解凍場所はどこでも構いませんが、「*.exe」ファイルが実行可能な場所にしてください

手順3-2.インストーラの起動

解凍すると「hulft-windows-v811」というフォルダが作成されますので、フォルダを開き「setup.exe」を起動します。



インストーラの実行時にエラーが出る場合、導入条件が満たされていない場合があります
「手順1.事前環境を整える(必須ソフトウェアのインストール)」をもう一度確認してください。

手順3-3.インストール設定

インストール設定は記載された手順に従い、「次へ」または「はい」を押し進んでください。

①インストーラの設定言語は「日本語」を選択します。



②セットアップの準備が始まりますので、完了するまで待機します。
 ※ パソコンのメモリ使用状況などによって、完了まで多少時間が掛かる場合があります



③次へ進みます。



④手順2-4で入手した「シリアルNo.」と「プロダクトキー」をそれぞれ入力します。

この時点でエラーが出る場合は手順2-4を確認してください
入力した「シリアルNo.」や「プロダクトキー」が異なる、発行する際に選択したOS情報が異なるなどが考えられます。




⑤システムに登録されるサービス名称を設定します。
 「HULFT」は固定で設定されますが、今回は下記のように登録し「HULFT Service」とします。



⑥インストール先フォルダを指定します。
 「インストール先フォルダ」、「HULPATHフォルダ」ともにデフォルトのままとします。



⑦それぞれフォルダ作成の確認画面が出ます。
 フォルダを作成し次に進みます。



⑧スタートメニューに登録する名前を指定します。
 デフォルトの登録名のままとします。



⑨システムロケールで使用する動作言語を「日本語」に指定します。



⑩転送コードセットを指定します。
 Windowsで利用するのでデフォルトの「SHIFT-JIS」とします。



  • 「SHIFT-JIS」はWindows系OSで使用されることが多いため、デフォルトになっています
  • 「UTF-8」はUNIX/Linuxなどで使用されることが多いコードセットです
  • 「GB18030」は中国語のコードセットとして使用されることが多く、中国語で使用する環境で選択することがあります
上記は簡易的な説明ですので、詳細な仕様などについては、必要に応じ各自で確認してください

⑪HULFTで使用する日付形式を選択します。
 デフォルトの「YYYY/MM/DD(Y)」とします。



⑫インストール情報を確認し、問題がなければ次に進みます。



⑬設定した情報でシステム構築が始まりますので、完了するまで待機します。



⑭インストールが完了し完了画面が表示されます。
 「Readmeを表示します。」のチェックを外しインストールを終了します。
 ※ 今回はチェックを外してますが、チェックをつけたままでも問題はありません

手順4.HULFT8 起動用 の 通信ポート(FireWall)設定を行う

HULFTのファイル転送では、通信Portを使用します。
FireWallが有効の場合、通信Portが使用できず転送ができない場合があります。
ここでは「Windows ファイアウォール」を例に、プログラムの許可方法を解説します。
※ セキュリティソフトにより、手順や方法が異なりますが下記手順を参考に同様の設定を行ってください。

手順4-1.「Windows ファイアウォール」の設定を行う

①[スタートメニュー]から[コントロールパネル]を選び、[Windows ファイアウォール]を起動します。

②ファイアウォール設定画面で「Windows ファイアウォールを介したプログラムまたは機能を許可する」をクリックします。



③許可されたプログラム画面で最下部にある「別のプログラムの許可」ボタンをクリックします。



④プログラムの追加ダイアログで参照ボタンをクリックし、インストールしたHULFTフォルダ内の以下ファイルを選択し追加します。

格納先アドレス プログラム名
C:\HULFT Family\hulft8\bin
※ 手順3-3⑥で指定したアドレス
 hulsdd.exe
 hulrcv.exe
 hulobs.exe

手順4-2. インストールの確認

HULFT8のインストールが完了すると、スタートメニューに追加が行われます。
「HULFT」を右クリックし、「管理者として実行」を選択することで起動時のロゴ画面が表示されます。
※ 管理者として実行しない場合、「手順5-1.手動によるサービス起動」が行えない場合があります

手順5.HULFT8 の 起動確認 を 行う

手順5-1.手動によるサービス起動

①手順4-2まで正しく完了していると起動ロゴのあとに、下記の「スタートページ」が起動します。



②メニューの「ツール」から「プロセスコントローラ」を開きます。



③インストール後、パソコンを再起動せずに起動した場合には全てのプログラム(サービス)が画面の様に停止状態となっています。
 「HULFT」サービスの「起動ボタン」を押します。
※ インストール後に再起動を行っていた場合は、サービスが自動起動されますので「手順5-2」の状態となっています

チェックポイント!
プロセスコントローラ画面での操作は、OSの管理者権限をもつユーザでのみ行えます。
権限がないユーザの場合はボタン半透明となりにさわれません。

手順5-2.サービス起動を確認

全てのプログラム(サービス)が起動できた場合、下記のように表示が変更されます。

以上で、HULFTで起動する全てのプログラム(サービス)が常駐起動となります。

その他.知っていると便利なDOSコマンド

この章までで紹介した手順は、HULFTのプログラム(サービス)が起動するまでの詳細手順を紹介しました。
以下には、ごく一部ですが知っていると便利なコマンドプロンプトを利用したコマンド操作を記載しております。
※ 簡易的に記載しますので詳細機能などについては、各自ご確認ください

ホスト情報:自分のホスト名称を確認する

コマンドプロンプトを起動し、[hostname]と入力することでコマンドを実行した端末のホストネームが確認できます。
※ 下記は実行コマンドとホスト名称が表示されるときの表示例です
C:\>hostname
[実行した端末のホスト名称]

ホスト情報:HULFTで使用可能か確認を行う

コマンドプロンプトを起動し、使用したいホスト名に対しpingコマンドを実行することで確認ができます。
詳細説明は省きますが、pingコマンドは指定したホストに対してパケットを送信し、応答の有無を確認することもできるコマンドです。
※ 下記はNGケースで、実行コマンドと送信先が見つからなかった場合の表示例です
C:\>ping [通信先のホスト名称]
ping 要求ではホスト[通信先のホスト名称] が見つかりませんでした。ホスト名を確認してもう一度実行してください。

まとめ

今回手順を紹介しましたが、OSや製品バージョンの組み合わせなどで手順のほか、想定外の問題も出るかと思います。
HULFTの運用や設定に困ったときには、以下の方法で解決することが可能です。
  • HULFTインストールフォルダの中にある、インストールマニュアルを確認する
  • 「手順2」で紹介しました「myHULFT」のお問い合わせで質問する
  • HULFT OrangeLab.」の「コミュニティ」で質問する
是非これらの情報を役立てていただければと思います。
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