他のホストのジョブをリモートで実行したい

OrangeLab. 運営チーム
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はじめに

こんにちは、メディアフォースの佐渡です。

HULFTでは、他のホストのジョブを実行する機能「リモートジョブ」を提供しています。
本Tipsでは、「リモートジョブ」の機能の使い方や異常時の対処方法についてご紹介します。

リモートジョブ実行の使い方

要求発行ホストにて、リモートジョブ実行コマンドを実行することにより、リモートのジョブを実行します。
要求受付ホストは、要求発行側が指定したジョブを実行するため、実行されるジョブはあらかじめジョブ起動情報に登録されている必要があります。



リモートジョブの同期実行が可能
リモートジョブ実行コマンド使用時、「-sync」を使用することでジョブ実行が完了するまで、実行結果を待つことができます。
また、同期実行の際に指定した時間内にリモートジョブ実行が完了しなかった場合、エラーとするように設定することも可能です。
詳細は、リモートジョブ実行コマンド(utlrjob)を参照ください。

リモートジョブ実行失敗時の対処方法

機能の実行の仕方はわかりましたが、異常が発生したときの対処方法も知りたいですよね。
ここでは、異常が発生したときの対処方法についてご紹介します。



上記図で①~④までの失敗パターンを例にどう原因を特定すればよいのか確認していきます。

①で失敗する場合(要求受付ホストに通信ができない等)
要求発行ホストで確認します。
リモートジョブ実行コマンドの戻り値や、エラーメッセージを参照し、エラーコードマニュアルから原因を追います。
この時点で失敗した場合は、要求受付ホスト側に要求受付履歴は出力されません。また、Hulcon.logにも出力されません。
②で失敗する場合
要求発行ホストで確認します。
リモートジョブ実行コマンドの戻り値や、エラーメッセージを参照し、エラーコードマニュアルから原因を追います。
この時点で失敗した場合は、要求受付ホスト側に要求受付履歴は出力されません。また、Hulcon.logにも出力されません。

(例)要求発行ホストの詳細ホスト情報が登録されていない場合

コマンド戻り値=3
内容) 詳細ホスト情報の取得でエラーが発生しました。
対処1)指定したホスト名の詳細ホスト情報が存在するか、確認してください。
対処2)「詳細ホスト情報ファイル(hulrcvdb.dat、hulrcvdb.idx)」へのアクセス権を確認してください。
③で失敗する場合
  • 要求発行ホスト側が確認したい場合
    リモートジョブ実行コマンドの戻り値や、エラーメッセージを参照し、エラーコードマニュアルから原因を追います。

    (例)ジョブ起動情報が登録されていない場合

    コマンド戻り値=12
    内容) 要求受付プロセス側で異常が発生しました。
    対処) 要求受付プロセスのエラーコードを確認してください。
    詳細コード=83
    内容) 指定されたジョブIDが存在しません。
    対処) 指定されたジョブIDがジョブ起動情報に存在するか、またはアクセス権を確認してください。
  • 要求受付ホスト側が確認したい場合
    要求受付履歴のサービス名「HULRJOB」の履歴の完了コードを参照し、エラーコードマニュアルから原因を追います。
    または、Hulcon.logにも異常の履歴が出力されるため、エラーコードを参照し、エラーコードマニュアルから原因を追います。
④で失敗するパターン(ジョブ実行内で失敗)
  • 非同期実行の場合
    要求受付ホストで確認したい場合
    要求受付履歴のサービス名「HULRJOB」の履歴の完了コードを参照し、エラーコードマニュアルから原因を追います。
    または、Hulcon.logにも異常の履歴が出力されるため、エラーコードを参照し、エラーコードマニュアルから原因を追います。

  • 同期実行の場合
    要求発行ホスト側が確認したい場合
    リモートジョブ実行コマンドの戻り値や、エラーメッセージを参照し、エラーコードマニュアルから原因を追います。


    詳細コード=81
    内容) パラメータエラーまたは、ジョブ実行エラーが発生しました。
    対処) 要求受付定義ファイルの起動パラメータを確認してください。実行したジョブの完了コードを参照してください
    ※ジョブIDに複数のジョブが登録されている場合、完了コードが0以外のジョブがあると、以降のジョブは実行しません。

  • 要求受付ホストで確認したい場合
    要求受付履歴のサービス名「HULRJOB」の履歴の完了コードを参照し、エラーコードマニュアルから原因を追います。
    または、Hulcon.logにも異常の履歴が出力されるため、エラーコードを参照し、エラーコードマニュアルから原因を追います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

利用されている方も多いと思いますが、機能だけでなくエラーになったときの履歴の見方等も記載させていただきました。
構築時の参考になれば幸いです。
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