実践!文字コード変換〔EBCDIC⇔Shift_JIS編〕

OrangeLab. 運営チーム
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使用ソフトウェア:DataMagic Server for Windows Ver.3.0.0
「DataMagic」のコード変換機能についてご紹介します。
※Ver.2.2.2のDataMagicについては、次の記事をご参照ください。
 (記事内容に大きな差異はありません。
      Ver.3.0.0のインタフェースに沿った操作手順とスクリーンショットにて、再度ご紹介しています。)
DataMagic 実践!文字コード変換〔EBCDIC⇔Shift_JIS編〕(Ver.2.2.2)

はじめに

HULFT OrangeLab.運営チームの佐々木です。

今回は、実践を交えながらコード変換機能の説明を行います。
本TIPSを利用するには、DataMagicがコンピュータにインストールされていることが条件となります。
DataMagicの入手先やインストール方法などについては、本ページ下部の「DataMagic評価版のダウンロード」を参照してください。

準備

まずは、変換元となるメインフレームのデータを用意します。

サンプルデータ[IBM(zOS)の固定長データ]

店名(16byte) 商品名(16byte) 数量(4byte) 単価(4byte)
池袋店 ノート 1000 0100
練馬店 ボールペン 0100 0250
板橋店 クリアファイル 0200 0100
浦和店 のり 0050 0120
ふじみ野店 名刺ファイル 0010 0200
所沢店 マウス 0005 3500
朝霞台店 電池 0020 0150
川越店 ホチキス 0005 0200
藤沢店 電卓 0003 2000

このデータをWindowsで見られるように「Shift_JIS」へ変換したいと思います。
格納先は任意ではありますが、今回は以下のフォルダを作成してください。
サンプルデータ格納先
C:\work\SAMPLE\inputdata\
出力データ格納先
C:\work\SAMPLE\outputdata\
準備として「DataMagic」を起動し、任意で作成した接続先に接続してください。

手順

データ変換に必要な定義情報を作成します。
データ変換の流れは大きく分けると以下になります。
  1. 入力ファイル情報の設定
  2. 出力ファイル情報の設定
  3. データ加工情報の設定

Step01

まずは、「1.入力ファイル情報の設定」を行いましょう。
今回のサンプルファイルはフォーマット形式なので、入力ファイルのフォーマット情報を登録します。

スタートページから「フォーマット」を選択します。


Step02

操作メニューから「新規作成」をクリックし、フォーマット情報詳細画面を起動します。


Step03

フォーマット情報詳細画面が起動したら、下記画面を参考に「ID」と項目情報を設定し、「適用」をクリックして保存します。
項目情報の設定は、空行をダブルクリックして表示されるフォーマット情報項目設定画面から行います。





項目名 説明
ID 登録したフォーマット情報を識別するためのIDを指定します。
今回はIDを【SAMPLE001_IN】とします。
固定長/可変長 今回のデータは固定長の為、【固定長】を選択します。
※項目名、項目タイプ、繰り返し数、バイト数、小数部桁数は上記フォーマット情報詳細画面に合わせて設定してください。

Step04

フォーマット情報画面の「ゾーン/パック10進数詳細設定」の「設定」をクリックし、ゾーン/パック10進数詳細設定画面を起動します。
「ゾーン部」を「F」に設定し、「OK」ボタンをクリックします。


Step05

情報入力が終わり、フォーマット詳細情報画面の「保存」をクリックすると、フォーマット情報一覧画面にフォーマットの定義が追加されます。



これで、「1.入力ファイル情報の設定」は完了です。

Step06

次に、「2.出力ファイル情報の設定」を行います。
出力ファイルはCSV形式なので、出力ファイルのCSV情報を登録します。

スタートページから「CSV」を選択します。


Step07

操作メニューから「新規作成」をクリックし、CSV情報詳細画面を起動します。


Step08

CSV情報詳細画面が起動したら、下記画面を参考に「ID」と項目情報を設定し、「適用」をクリックして保存します。
項目情報の設定は、空行をダブルクリックして表示されるCSV情報項目設定画面から行います。





項目名 説明
ID 登録したCSV情報を識別するためのIDを指定します。
今回はIDを【SAMPLE001_OUT】とします。

Step09

情報入力が終わり、CSV情報詳細画面の「保存」をクリックすると、CSV情報一覧画面にCSVの定義が追加されます。



これで、「2.出力ファイル情報の設定」は完了です。

Step10

次に、「3.データ加工情報の設定」を行います。

スタートページから「データ加工」を選択します。


Step11

操作メニューから「新規作成」をクリックし、データ加工情報設定画面を起動します。


Step12

まず、入力ファイルの設定を行います。

オブジェクトパレットから「フォーマット」を選択し、入力ファイルエリアへドロップします。
ドロップ後、「FMT」アイコンをダブルクリックします。


Step13

入力設定画面のレイアウトタブを設定します。



項目名 説明
形式 どのようなタイプの入力の形式を行うか選択します。
ID 入力ファイルのIDを設定します。
Step03で作成した【SAMPLE001_IN】を設定します。
ファイル名 入力ファイルを指定します。
事前準備で用意した【C:\work\SAMPLE\inputdata\sample_001】を設定します。
数値バイトオーダ 入力ファイルの数値バイトオーダを選択します。
入力0レコードの扱い 入力データの0レコードだった場合の動作を選択します。

Step14

入力設定画面のコード変換タブを設定します。



項目名 説明
漢字コード種 入力ファイルの漢字コード種を選択します。 今回は【IBM漢字】を選択します。
EBCDICコードセット 1 バイトコードセット種を設定します。

これで、入力ファイルの設定は完了です。

Step15

出力ファイルの設定を行います。

オブジェクトパレットから「CSV」を選択し、出力ファイルエリアへドロップします。
ドロップ後、「CSV」アイコンをダブルクリックします。


Step16

出力設定画面のレイアウトタブを設定します。



項目名 説明
形式 どのようなタイプの入力の形式を行うか選択します。
ID 出力ファイルのIDを設定します。
Step08で作成した【SAMPLE001_OUT】を設定します。
出力先指定 出力先の指定方法を選択します。今回は、"固定値"を指定します。
ファイル名には、出力ファイルの絶対パスまたは相対パスで設定します。
今回、出力ファイル名は【C:\work\SAMPLE\outputdata\sample001_out】とします。
タイトル行を出力する 出力ファイルのIDに設定したレイアウト情報の項目名をタイトル行として出力ファイルに出力するかを指定します。
今回はチェックボックスをONにします。

Step17

出力設定画面のコード変換タブを設定します。



項目名 説明
漢字コード種 出力ファイルの漢字コード種を選択します。
今回は【SHIFT-JIS】を選択します。
シフトコード 入力ファイルのシフトコードの扱いを選択します。
今回は【カットする】を選択します。
レコード毎に改行する レコードごとに改行コードを付加するフラグです。
今回はチェックボックスをONにします。
改行コード 改行コードを16 進数で指定します。指定した改行コードまでをレコードとして判断します。
今回は改行コードを【0D0A】とします。
EBCDICコードセット 1 バイトコードセット種を設定します。

これで、出力ファイルの設定は完了です。

Step18

入力ファイル・出力ファイルの項目間のマッピング処理を定義します。
抽出条件と出力条件を結び、「マッピングアイコン」をダブルクリックします。


Step19

マッピング情報設定画面が表示されます。
下記画面の参考に、入力項目と出力項目のマッピング線を結び、「OK」ボタンをクリックします。
※今回は入力データと出力データが同じであるため、メニューから「同一項目をマッピング」を選択してもマッピング線が結べます。


Step20

最後に、任意の「ID」を入力し、データ加工情報設定画面の「適用」をクリックします。



項目名 説明
ID データ加工情報を識別するためのIDを指定します。
今回はIDを【sample001】とします。

これで、「3.データ加工情報の設定」は完了です。

Step21

それでは実行してみましょう。データ加工情報設定画面上部の「実行」をクリックします。


Step22

データ加工実行画面が表示されます。今回は、そのまま「実行」ボタンをクリックします。


Step23

処理が正常に動作すると、下記のメッセージが出ます。
もしエラーの場合は、出力されるコードから原因を取り除いてください。


Step24

出力データ格納先として指定した「C:\work\SAMPLE\outputdata\」フォルダを確認してください。
「sample001_out」というファイルが出力されているので、メモ帳などで中身を参照し、変換結果を確認してください。

さいごに

画面項目や設定値の全てを解説したわけではありませんが、データ変換するための操作イメージは掴めましたでしょうか。
また、実際に操作してみた方はうまく変換できましたでしょうか。

今回試した文字コード以外のデータであっても、変換前と変換後のデータタイプを正しく選ぶことでデータ変換ができます。

DataMagic評価版のダウンロード

DataMagic評価版は「my HULFT」からダウンロードできます。
DataMagic評価版のインストール

〔注意事項〕
  • 「my HULFT」を利用するには、別途「my HULFT」へのユーザ登録が必要となります。詳細については、「my HULFT」ページをご覧ください。
  • DataMagicの利用にあたっては、DataMagic本体のほか、GUIツールであるDataMagic Managerのインストールが必要となります。なお、DataMagic ManagerはDataMagic本体に付属しています。

〔インストール方法〕
DataMagicとDataMagic Managerのインストール方法については、以下のページを参照ください。
DataMagicのインストール方法
DataMagic Managerのインストール方法

サンプルデータ

サンプルデータはzip形式での提供となります。解凍してからご利用ください。

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