テーマ③ 【HULFT】サーバーリプレイスによりHULFTを移行する

OrangeLab. 運営チーム
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保守契約が切れたため、近々サーバーリプレイスが発生します。
現在稼働中のHULFTについて、どのように移行しますか?

詳細要件

現在稼働中のサーバーの保守契約が切れたことに伴い、新サーバーにリプレイスすることになりました。
そして、このリプレイスのタイミングでHULFTのバージョンアップを行います。
もちろん、管理情報などの設定はそのままに、接続先ホストに影響を与えないようにします。



ヒントじゃ!
移行は、まず手順を整理して、慎重に進めることじゃ。 HULFTには、管理情報を移行するためのコマンドが用意されている。ただし、移行されない情報もあるから、その仕様を確認の上で使用してみることじゃ。
 

模範解答

「管理情報パラメータファイル生成コマンド(utligen)」と「管理情報バッチ登録コマンド(utliupdt)」を使用して設定を移行します。
〔参考Tips〕
別環境にHULFTの設定を移行したい

使用ソフトウェア

ソフトウェアバージョン
HULFT8 for Windows-Server 8.0.0
HULFT7 for Windows-EX 7.3.2

※V7からV8へのバージョンアップインストールであり、シリアルナンバーが同一であることを前提とした手順となります。
※事前に移行先となるHULFTのインストーラ、シリアルナンバー、プロダクトキーを用意しておく必要があります。

流れ

  1. 旧環境で、HULFTのetcフォルダをバックアップします。
  2. 旧環境でutligenコマンドを実行し、旧環境のHULFT管理情報をエクスポートします。
  3. 新環境に移行したいバージョンのHULFTを新規インストールします。
  4. 新環境でutliupdtコマンドを実行し、2でエクスポートした管理情報を新環境のHULFTにインポートします。
  5. 管理情報以外の設定を手動で移行します。
  6. 各管理情報と5で修正した設定が正しく移行され、正常に動作することを確認します。

手順

  1. 旧環境で、HULFTのetcフォルダをバックアップします。

    旧環境HULFTのインストールフォルダ以下、etcフォルダをバックアップします。
    (例) "C:\HULFT Family\hulft731\etc" を任意の場所にコピー
  2. 旧環境でutligenコマンドを実行し、旧環境のHULFT管理情報をエクスポートします。

    旧環境で管理情報パラメータファイル生成コマンド(utligen)を使用して、移行したい管理情報をエクスポート(パラメータファイルを生成)します。

    ※ 全管理情報をエクスポートする場合(例)
    utligen.exe -f [filename] -i snd -i rcv -i job -i hst -i tgrp -i fmt -i mfmt -i sch -i trg
  3. 新環境に移行したいバージョンのHULFTを新規インストールします。

    新環境にHULFTをインストール(今回はV8を新規インストール)します。
  4. 新環境でutliupdtコマンドを実行し、2でエクスポートした管理情報を新環境のHULFTにインポートします。

    管理情報バッチ登録コマンド(utliupdt)を使用して、2で作成したパラメータファイルを新環境のHULFTにインポートします。

    utliupdt.exe -f [filename] -r
  5. 管理情報以外の設定を手動で移行します。

    管理情報以外の設定(システム動作環境設定等)を、移行前の設定情報を元に手動で編集します。
  6. 各管理情報と5で修正した設定が正しく移行され、正常に動作することを確認します。

    移行前と移行後の管理情報を比較し、正しく移行が行われたことを確認します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回の様なリプレイスが必要な場合でも、utligenコマンドおよびutliupdtコマンドを用いることで、容易に管理情報の移行が可能です。
この便利さを是非、体験してみてください。
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