2016.03.09 | HULFT OrangeLab.Meeting レポート

OrangeLab. 運営チーム
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こんにちは、HULFT OrangeLab.運営チームです。

2016年3月2日(水)、池袋にて「HULFT OrangeLab.Meeting」が開催されました。
14時スタート、講演+技術体験会+懇親会というフルコース(!?)のプログラムでしたが、最終的には定員MAXの30名もの会員様にご参加いただきました。また、多くの会員様に懇親会までご出席いただき、終了するのが名残惜しいほどの大盛況でした。
お忙しい中、お越しいただいた会員様には、改めまして御礼を申し上げます。ありがとうございました。

今回のお知らせは、そのイベント風景をレポートさせていただきます。
レポートをお読みいただき、今回お越しいただいた会員様はもちろん、今回お越しいただけなかった会員様も是非、次の交流会にお越しいただければと思います。

第一部: 講演 + OrangeLab.技術体験会

HULFT OrangeLab.Meetingは二部構成で、第一部が「講演+技術体験会」、第二部が「懇親会」となっています。
まずは、様々な観点からHULFTに関する話が聞ける「講演」からスタートです。

会場はコンファレンスルーム Room12

今回の「HULFT OrangeLab.Meeting」は、池袋サンシャインシティにあるワールドインポートマートビルのコンファレンスルームをお借りしました。

セゾン情報システムズの本社や、前回ビアバストを行った会場はサンシャイン60ビルにございますので、ワールドインポートマートビルの場所は少々分かりにくかったかもしれません。そこで、サンシャインシティ内のいくつかの場所に案内板を持った誘導員を配置しておりましたが、お気付きになられましたでしょうか。

開会のご挨拶

まずは、HULFT OrangeLab.の発起人であり、事務局を行なっている鈴木さんより開会のご挨拶です。
毎度のご紹介ながら、HULFT Virtual Seminarでお馴染み(!?)のあの人です。

▲ HULFTを徹底的に学んでいっていただきたい、とのこと。

「昨年の7月にオープンして以来、順調に会員数を伸ばしてきましたが、今回は直接顔を合わせて情報交換などを行っていただきたく、この交流会を企画しました。講演と技術体験会で、HULFTを徹底的に学んでいっていただきたいです。」と今回のメインテーマ「HULFT Familyを徹底的に知る!」を取り入れたご挨拶でした。

さあ、いよいよ、講演がはじまります!

【HULFT製品《開発》紹介】HULFT-Mainframe-Assembler

HULFT製品開発のご紹介を、製品開発部 宇佐美佑さんに発表していただきました。
本講演では、Mainframe版の開発について掘り下げてくれました。

▲ 様々な改革を推し進めた宇佐美さん。
  • Mainframeは、"クローズ" な空間で "セキュア" に守ることが主な目的のコンピュータ。
  • HULFTの開発はマルチプラットフォーム開発。よって、それぞれの担当者が共通仕様を理解することが第一歩。
  • HULFT for Mainframeは、開発当初からアセンブラで作成しており、開発者にはアセンブラ技術が必須となる。
  • Mainframeの開発環境の歴史(コーディングシート→エミュレータ→現在)のご紹介。
  • Mainframeの開発工程(コーディング、単体テスト、ソースレビュー、結合テスト、検査実施)のご紹介。
    HULFT7では、Mainframe上でのレビューは困難であるため、ソースをHULFTを用いてWindows PCへ転送し、Excelやテキスト形式でレビューを実施していた。
    HULFT8では、Git、Gerritを用いてソースの構成管理およびソースレビューを実施。Jenkinsを用いてMainframe上のコンパイルを自動化し、ログを自動収集するなど、様々な「改革」を行った。
  • 更なる品質向上のために、社内でソースコンテストを行っている。一つの設計書から様々な言語、OSでプログラム作成を行い、自己および他己評価を行うことで互いの技術力を高め合っている。
  • 「個人スキル向上」が間接的に「お客様満足度向上」に繋がる。
普段あまり知ることのできないHULFTのMainframe版のお話をしていただきました。
実際に開発しているソースコードや、具体的な開発の流れなどを紹介いただき、普段からMainframeに従事している技術者の方はもちろん、プログラマーの方なら思わずニヤリとしてしまう内容だったのではないでしょうか。

【ユーザ様による発表】HULFTと関係する WindowsAPIについて

続いて、株式会社イーセクター 尾邑達也様より発表いただきました。
株式会社イーセクターはHULFTの販売パートナーとして、HULFTを日々支えていただいております。
  • HULFT for Windowsで通信エラーが発生。エラーコード(詳細コード)は「10054」。
    この場合、エラーはWindows APIで発生(WSAECONNRESET)しており、HULFT内部では発生していない。
  • エラーはOS上のあちこちで発生しており、HULFTはHULFT以外のエラーも通知する。
  • WindowsAPIとは、Windows OSに付属するプログラム部品群。
  • WindowsAPIのエラー内容を確認するには、コマンド「net helpmsg」である程度は分かる。
    また、マイクロソフトのホームページから、エラーの名前(WSAECONNRESET等)で確認できる。
  • マイクロソフト社のエラー確認ツール「Err.exe」を用いれば、WindowsAPIのエラーコードからBlue Screen of Deathまで確認可能!
  • WindowsAPIの種類によって出力されるエラーが異なるため、WindowsAPIの種類からエラー内容を割り出す!
HULFTの履歴画面に出力される完了コードに絡めて、WindowsAPIで発生したエラーを確認するにはどのようにすればよいか、興味深いお話を伺うことができました。HULFT運用時にどうしても目にすることとなるエラーコードの理解を深めることが出来たのではないでしょうか。

【HULFT製品《検査》紹介】HULFT Family 製品検査について

カスタマーサービス部 三善克彦さんからは、HULFT製品の検査についてご紹介いただきました。
関西弁の親しみやすい語り口で、熱く語っていただきました。

▲ リリースの合否判定を下す品質検査部門の三善さん。
  • 開発部門にて開発工程の完了後、検査部門が独立した第三者の立場で検証を実施。
    検査部門はファーストユーザの立ち位置でブラックボックステストを行う。
  • 自動化も行っているが、1万件~10万件ほどの検証を行う。
  • バグをなくす「基本品質検証」、お客様の要求に耐えうるか検証する「UX検証(User eXperience)」、海外のお客様の要求に耐えうるか検証する「グローバル検証」を行っている。
  • 「基本品質検証」は、様々な部門の協力を得て実施。利用頻度の高い機能をサポート部門からINPUTし、お客様の利用シーン(環境)をサポート部門およびプリセールス部門からINPUTしている。
  • ユーザはモノだけにお金を払うわけではなく、そこから得られる利用体験に価値を感じるとされ、「UX検証」は、利用体験(感動体験)への価値を訴求する。
  • 「グローバル検証」は、HULFTを全く知らない海外のお客様が製品、マニュアル、FAQサイトなどを通じて、問題なく構築、運用できるかどうかを検証している。
  • サポート、導入、ラーニング(研修)など、各種サービスについてもお客様に喜んでいただける品質を目指す。
HULFTの高い品質を維持するためには欠かせない検査部門の取り組みを、具体的な手法の解説も交えながら丁寧にご説明いただきました。

OrangeLab.技術体験会

そして、ついに「OrangeLab.技術体験会」のお時間になりました。
当交流会で、初の試みとなるイベントです。

HULFT Family 製品を体験いただくため、4~5名で1チームを編成。
導入や運用の課題から作成したテーマに取り組んでいただきました。

今回、体験いただくために用意した製品は「HULFT」、「HULFT Script」、「HULFT-HUB」、「HULFT-DataMagic」。
どの製品を体験するか…、テーマを選ぶところから、チーム毎に相談した上で選択いただきました。

※技術体験会のテーマ一覧および詳細内容は、こちらからダウンロードできます。
▲ 限られた時間の中で、知恵を出し合いました。


▲ チーム分けは、極力スキルに偏りが出ないように考慮しました。

初対面であるにも関わらず、チームメンバー同士で協力しながら解決する様は、まさに「交流会」という印象でした。

なお、各テーマの解答・解説は、今後HULFT OrangeLab.で記事として公開予定です。
今回どのチームからも選ばれず出番のなかったテーマについても、是非体験してみてください!
OrangeLab.技術体験会の解答編を公開しました!
以下のリンクより参照可能です。
当日参加された方も、そうでない方も、是非ご活用下さい。

第二部: 懇親会

休憩を挟んで、第二部となりました。
第二部は懇親会です。
隣の部屋が懇親会の会場となっており、休憩中に移動です。

開始のご挨拶と乾杯

まずはシステムエンジニアリング部 竹井哲哉さんよりご挨拶と乾杯のご発声です。

▲ プリセールス部隊を取りまとめている竹井さん。

システムエンジニアリング部(略してSE部)はプリセールス部隊であり、日々お客様のご意見に触れている部門であるとのこと。
お客様と会話していると、他社ではどんな使い方をしているかなど、利用ケースをたびたび聞かれるそうです。
そこで、このような交流会で直接情報交換いただければと、その一役を担えれば良いなとの想いで、当コミュニティを立ち上げたことなどをお話しいただきました。

そして、引き続き竹井さんに乾杯のご発声をいただき、懇親会のスタートです!

歓談の様子

技術体験会で打ち解けた空気のまま懇親会に入ったため、当初から和やかな雰囲気。
食事をつまみ、お酒も入り、参加者同士の熱い技術トークがすすみます。

▲ 終始、話が尽きない様子です。

そうしているうちに充分に会場が温まったところで、お待ちかねの「ライトニングトーク(LT)」です。
本日は、あらかじめ社外、社内あわせて2名の方にお願いしていました。

果たしてどのような裏話が聞けるのか…、楽しみです!

【ライトニングトーク】HULFT Scriptが5%ぐらい楽しくなる本

先ずは、株式会社メディアフォース 齊藤毅様です。
株式会社メディアフォースはHULFTの製品導入パートナーとして、HULFTを日々支えていただいております。
齊藤様は、お客様の課題・問題に対して先端技術をもって改善・提案を行うグループに所属されています。

▲ HULFT Scriptでバッチ地獄からの解放を宣言する齊藤様。
  • HULFT導入案件を担当し、HULFT転送前後のバッチやシェルスクリプトを作成。
  • ログを出すための大量の"ECHO"や、"IF %ERRORLEVEL% 0"、"for help (USEBACKQ)"などの煩雑さを経験。
  • なによりデバッグがやりにくい!
  • HULFTやジョブコントローラなどでジョブを制御するが、それぞれの管理範囲が曖昧で運用時に困る。
  • そんな時にHULFT Scriptがあれば、バッチやシェルスクリプトを書かずに済む。
  • HULFT Scriptがあれば、ジョブの制御を HULFT Scriptに集約できる。
  • テンプレートなども用意されており、簡単に導入、利用できる。
  • 結果、バッチ地獄から解放される!
導入パートナーならではの視点から、HULFT Scriptをアピールいただきました。
齊藤様、これからもバッチ撲滅に向けての活動、よろしくお願いいたします!(笑)

【ライトニングトーク】HULFT IoT デモンストレーション

システムエンジニアリング部 金俊英さんより、HULFT IoTのデモンストレーションです。

セゾン情報システムズでは、「新技術でお客様のビジネスを加速させるHULFT」を掲げ、HULFT IoTを発表しています。
HULFT IoTに関する詳細は、こちらをご覧ください。

▲ 新コンセプトのHULFT を実際に見せてくれた金さん。
  • IoTとは、世の中のモノがインターネットに繋がり、繋がったデータを使って新しい付加価値をつくるもの。
  • IoTの構成要素は、デバイス、クラウド(データベース)、アプリケーション。
  • 構成要素それぞれに、監視、最適化、自動化、制御を行う必要がある。
  • IoTの大きな課題は、「転送の確実性」、「構築のコスト」、「ネットワークコスト」の問題。
  • そこでHULFT IoT。
    HULFT IoTは「高い信頼性」、「高いメンテナンス性」、「ネットワーク負荷軽減」というHULFTが持つ特徴を引き継いでおり、それらがIoTの課題を解決する。
  • デバイスを直接オープンなネットワークに繋げようとすると、各デバイスにSIMが必要となってしまう。
  • そこでHULFT IoTでは、デバイスをまずはIoT用のゲートウェイに接続することを提唱している。
  • 【デモの流れ】
    1. 小型デバイスのボタンを押す。
    2. BluetoothでIoTゲートウェイにあるHULFT IoT (agent)へデータを転送。
    3. HULFT IoT (agent)がクラウド上のHULFT IoT (Manager)へデータを転送。
    4. クラウド上のHULFT IoT (agent)がデータを受信し、ディレクトリにファイルとして格納!
金さんの熱いプレゼンとデモンストレーション、お見事でした。
小型デバイスのボタンを押すだけで、即時にクラウド上にデータが反映される様は、新しい時代の幕開けを感じました。

中締めのご挨拶

そして、鈴木さんより中締めのご挨拶です。

本日の交流会で、HULFT Orange Lab.の会員同士、少しは技術交流をはかれたのではないか、今後ともこのようなイベントをどんどん企画していく、とのことでした。

まとめ

ということで、初めての交流会、いかがでしたでしょうか?
半日という長丁場でしたが、あっという間に感じたのは私だけでしょうか。

ご参加いただいた方には、この日に得た知識、出会いを是非、今後に活かしていただきたいと思います。
それでは、次回の交流会にてお会いしましょう!

P.S.
ご参加いただいた方に、HULFT Orange Lab. オリジナル ノベルティをお配りました。
  • HULFT OrangeLab.オリジナルノート
  • HULFT OrangeLab.オリジナルステッカー
  • HULFT カレンダー
  • HULFT 水
お受け取りになった方は、是非ご使用になってください!

技術体験会テーマのダウンロード

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