テーマ④ 【HULFT】通信品質が悪いため、再送信設定を行う

OrangeLab. 運営チーム
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あなたは通信品質が悪い地域でネットワーク担当となりました。
どうすれば確実にファイルを送達できるでしょうか?

詳細要件

ある取引先へファイル転送する必要がありますが、大容量のファイルのため、転送途中で通信に問題が発生した場合でもファイルを最初から転送しなおすことは避けたいと考えています。
通信に問題が発生してファイル転送が中断しても、中断した箇所から手動でファイルを再送できるようにHULFTを設定したいです。



ヒントじゃ!
HULFTには中断した箇所から再送できる設定があるぞ。設定したら、しっかりとテストを行うのじゃ。
 

模範解答

集信側ホストで集信管理情報を編集し、チェックポイント再配信を行うための設定を行います。
そして、配信側ホストからチェックポイント再配信を行います。

使用ソフトウェア

ソフトウェア バージョン
HULFT8 for Windows-Server (配信側) 8.0.0
HULFT8 for Linux-EX (集信側) 7.3.2

※ファイル転送のための配信管理情報や集信管理情報などは作成済みであることを前提に解説します。
※上記イメージにあるとおり、技術体験会の当日はネットワークアダプタの無効化、有効化にbatファイルを使用しました。
 当解答編の手順では、当該ファイルに記載してあったコマンドを直接実行する手順としています。

流れ

  1. 集信側で、チェックポイント再配信に必要な設定を行います。
  2. 配信側で、配信要求を行います。
  3. 転送状況一覧を照会し、半分ほど転送が終わったら、netshコマンドを実行、ネットワークアダプタを無効化します。
  4. エラーが発生し、再配信待ち状況一覧に該当のファイルIDが登録されることを確認します。
  5. 再度netshコマンドを実行し、ネットワークアダプタを有効化します。
  6. 再配信待ちとなったファイルIDを再配信します。
  7. 転送状況一覧を照会し、エラーとなった箇所から転送が開始されたことを確認します。

手順

  1. 集信側で、チェックポイント再配信に必要な設定を行います。

    集信側で以下の設定を行います。
    ■ 集信管理情報 (ファイルID:RESEND)
    登録モード: N (新規作成) または R (置き換え)
    異常時の処置: K (保存)
    集信形態: S (単一集信)
  2. 配信側で、配信要求を行います。

    配信側からファイル転送を行うファイルIDを選択し、配信要求を行います。
    ファイルID「RESEND」を管理画面またはコマンドから配信します。
  3. 転送状況一覧を照会し、半分ほど転送が終わったら、netshコマンドを実行、ネットワークアダプタを無効化します。

    転送状況一覧を開き、該当のファイル転送が半分ほどになったら、コマンドプロンプトより以下のコマンドを実行して、ネットワークアダプタを無効化します。

    netsh interface set interface "ネットワークアダプタ名" disable



  4. エラーが発生し、再配信待ち状況一覧に該当のファイルIDが登録されることを確認します。

    (1) 配信側のコンソールログで、ファイル転送がエラーとなったことを確認します。


    (2) 再配信待ち状況一覧に該当のファイルIDが登録されたことを確認します。
  5. 再度netshコマンドを実行し、ネットワークアダプタを有効化します。

    コマンドプロンプトより以下のコマンドを実行して、ネットワークアダプタを有効化します。

    netsh interface set interface "ネットワークアダプタ名" enable

  6. 再配信待ちとなったファイルIDを再配信します。

    再配信待ち状況一覧の該当ファイルIDに対して、再配信要求を行います。
    ※管理画面から行う場合は、[チェックポイントから再配信する] にチェックを入れます。
  7. 転送状況一覧を照会し、エラーとなった箇所から転送が開始されたことを確認します。

    転送状況一覧より、エラー発生箇所からファイル転送が開始されたことを確認します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
このように集信側でチェックポイント再配信を行うための設定を行っておくことで、万が一ファイル転送の途中でエラーが発生しても、エラー発生箇所からファイル転送を再開することができます。
また、配信側で[システム動作環境設定]-[自動再配信リトライ回数]を設定することで、自動でファイル転送を再開することも可能です。
この便利さを是非、体験してみてください。
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