第3回:HUBでHULFTを管理する(HULFTの構成管理)

OrangeLab. 運営チーム
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お使いのHULFTは、どのような構成を組んで運用されていますか?
今回はHULFTの構成を管理するにあたって、HULFT-HUBを使用するメリットについて、詳しくご紹介します。

はじめに

こんにちは。株式会社メディアフォースの池田です。

ご存知の通り、HULFTはピアツーピアの製品です。連携するサーバが増加するとともに、HULFTが増えていきます。
そのため、管理するHULFTが数十台、ましてや百台以上となってくると、HULFT単体では全体を管理、把握することが難しくなってきます。HULFTで構成されるネットワークのどこで転送異常が発生したか、どのHULFTが正常に稼働しているのか確認するのに時間がかかってしまうことも少なくないでしょう。

HULFT-HUBを導入することによって、HULFTで構成されるネットワークの全体から、個々のHULFTまで管理することができるようになります。これにより、エラー発生時に復旧までの時間を短縮できるため、人的・時間的コストを削減し、事業継続性に関するリスクを低減できます。

それでは、HULFT-HUBによるHULFTの構成管理についてご紹介します。

HULFT-HUBによるHULFTの管理

HULFT-HUBでHULFTの管理すると、構成図上に管理しているHULFTのアイコンが表示されます。



このアイコンを確認するだけで、機種やバージョンはもちろんのこと、稼働状況まで一目で把握することができるのです。
これにより、HULFTのネットワークが正常に動作しているかどうかを瞬時に確認することができます。

下図はHULFT-HUBで表示されるアイコンの一例です。

※アイコンの説明
稼働中のHULFTは明るいアイコン、停止中のHULFTは暗いアイコンで表示されます。
また、各種アイコンの形からHULFTの機種を、右上の数字からHULFTのバージョンを確認することができます。
上図のように、管理しているHULFTの機種やバージョン、稼働状況を一目で判断することができます。

履歴の確認

ファイル転送に失敗してしまった場合、HULFTの履歴からファイル転送の結果と原因を確認すると思います。
HULFT-HUBがない場合、個々のHULFTの履歴を参照してエラーを特定していかなければなりません。
そのため、複数の経路を経由した転送の場合、エラー発生個所の特定が困難です。

ここでHULFT-HUBを使用しているときの履歴の確認方法を見てみましょう。
構成図上のHUBを右クリックして、「転送モニタ」を選択します。すると、転送モニタ画面が表示されます。



お分かりのとおり、どの転送で失敗しているかが一目瞭然ですね。
では、転送に失敗しているファイル転送の詳細を確認してみましょう。

確認したい転送結果のレコードをダブルクリックすると、転送モニタ詳細画面が表示されます。



エラーの詳細内容からわかるとおり、今回のファイル転送では集信側のHULFTで異常が起こっているようです。
集信側のHULFTの履歴を確認するために、転送モニタ詳細画面のHULFTアイコン(取引先C社)をダブルクリックします。

現在開いている転送モニタ詳細画面の取引先C社をダブルクリックしてみましょう。
取引先C社の集信履歴一覧が表示されます。



集信履歴を確認し、エラー原因を特定します。
このように、HULFT-HUBを用いることで、どのHULFTでどんなエラーが起きたのかを迅速に確認することができます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
HULFT-HUBを導入することにより、数あるHULFTの中からエラーの発生箇所を素早く特定したり、管理しているHULFTの稼働状況を一目で確認することができます。HULFTの稼働本数が多いほど、運用管理工数削減の効果が期待できるのが特徴です。

次回は、HULFT-HUBでHULFTのファイル定義を管理する方法についてご紹介します。
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