複数のファイルをまとめて転送したい

OrangeLab. 運営チーム
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はじめに

こんにちは、メディアフォースの西です。

複数のファイルを一度に転送したいと思ったことはありませんか?

HULFTは、基本的には1ファイルIDにつき1ファイルの転送を行います。
そのため、複数のファイルを配信したい場合は、その分ファイルIDを作らなくてはいけません。
しかし、そのためにファイルIDを増やしてしまうと、複数ファイルのうち一部の転送が失敗した場合の運用方針を検討したり、登録するファイルIDが増加することで、本番切替前の検証作業が増えたりなど、運用者の負荷が高くなってしまいます。

そこで、本Tipsでは複数のファイルを一度にまとめて転送する手順をご紹介します。

手順

HULFTは、複数のファイルを結合する機能(以下、「複数ファイル結合機能」)と結合済みのファイルを分解する機能(以下、「結合ファイル分解機能」)を提供しています。
この機能を利用し、配信側で複数のファイルを結合して転送し、集信側で分解することで、複数のファイルを一度に転送することができます。

手順は以下になります。
  1. 配信側で複数のファイルを1つに結合する。
    複数ファイル結合コマンド(utljoin) を使用することで、複数のファイルを1つのファイルに結合することができます。
    配信側で複数のファイルを1つのファイルに結合します。
     
  2. 結合ファイルの内容を確認する。
    結合ファイル表示コマンド(utldspfil)を使用することで、結合ファイルの内容を確認することができます。
    「1.」で結合したファイルを指定し、意図したファイルが全て結合されているか内容を確認してみましょう。
    ※このコマンドの実行は必須ではありません。必要がない場合は省略してください。
     
  3. 「1.」で結合したファイルをバイナリ転送する。
    結合したファイルを配信管理情報のファイル名に指定し、転送タイプは必ず「BINARY(バイナリ)」を設定します。



    ※結合ファイルはバイナリ形式となるため、HULFTではバイナリ転送を使用して転送する必要があります。
    転送タイプに「BINARY」以外を指定して転送すると、分解後にファイルの内容が文字化けする可能性があります。
     
  4. 集信側で、結合ファイルを分解する。
    結合ファイル分解コマンド(utlbreak)を使用することで、結合して転送されたファイルを分解することができます。
    集信側で、結合されたファイルを分解します。

まとめ

最後に、複数ファイル結合機能と結合ファイル分解機能を使用するときのポイントをお伝えします。
  • 結合ファイル1ファイルにつき、9999ファイルまで結合することができます。
  • 結合元のファイルサイズに制限はありません。
  • 結合後のファイルサイズに制限はありません。
    ただし、結合ファイルを転送する場合、ファイルサイズは集信側の[システム動作環境設定]-[集信ファイル最大サイズ]の設定以下である必要があります。
  • 既に存在する結合ファイルへの追加や、他機種で作成された結合ファイルへの追加することができます。
  • 日本語を含むファイル名を結合した場合、Windows以外の機種で分解するときには、結合時のファイル名で出力することはできません。
    「-outfile」パラメータを利用して、環境に適したファイル名を指定して分解してください。
  • 結合ファイルのコード変換は utljoin 実行時に指定したパラメータに従って、utlbreak 実行時に行われます。
もし上手くいかない場合は、上記を参考にご対応ください。
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