第6回:スケジューラ機能

OrangeLab. 運営チーム
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日々の運用業務を自動化したい。
それを実現する機能「スケジューラ機能」についてご紹介します。

はじめに

こんにちは、HULFT Orange Lab.運営チームの平野です。

決まったファイル転送を、日次・週次・月次で自動化したいというのはよくある要望だと思います。
HULFTでは設定した実行頻度に従ってジョブを起動することができ、作業者の負荷を軽減することができます。

第6回では、ファイル転送の契機のひとつ「スケジューラ機能」についてご紹介します。
※「スケジューラ機能」はHULFTのWindows版のみで使用できる機能です。

スケジューラ機能

HULFTスケジューラにジョブを登録し、日次・週次・月次などの実行頻度を設定します。
この設定に従って、登録されたジョブが自動的に実行されます。
ジョブに配信処理を組み込んでおくことで、自動でファイル転送を行うことができます。

スケジューラは、「スケジュール情報」へ登録します。



・コマンド
  実行したいジョブのバッチファイル(.bat)や実行ファイル(.exe)などをフルパスで指定します。
  また、HULFTのユーティリティを指定することもできます。配信処理(utlsend)を設定する場合は、
  「HULFT連携」ボタンから既に登録済みの配信情報を選択することもできます。(コマンドが自動で設定されます。)



・頻度
  ジョブを実行する頻度を選択します。

・実行時刻、実行曜日、実行日
  頻度に合わせて、実行のタイミングを設定します。頻度によって設定する項目が異なります。

頻度設定項目
1回のみ 実行時刻、実行日(月と日)
毎月 実行時刻、実行日(日のみ)
毎週 実行時刻、実行曜日
毎日 実行結果
月末

・休日処理
  ジョブの実行予定日が休日の場合に、ジョブを実行するか選択します。

・有効開始日
  登録したスケジュールをいつから開始するか設定します。

スケジューリング

毎日、システム環境設定の「スケジューリング時間」になると、その時点から24時間以内に実行予定となっているジョブを当日分の実行対象とします。





また、スケジューラプロセスを起動した際には「スケジューリング時間」に関係なくスケジューリングが行われ、次の「スケジューリング時間」までに実行予定となっているジョブが対象になります。

実行状況の確認

当日分の実行対象のジョブの実行状況を「今日のスケジュール」画面で確認することができます。
画面からは、実行待ち・実行中のジョブをキャンセルすることもできます。

休日・祝祭日の設定

会社や事業所などで独自のカレンダーを利用している場合など、休日の設定を変更したいこともあるかと思います。
休日や祝祭日の設定を変更することで、通常の暦通りの休日以外に独自に休日を設定することができます。

休日・祝祭日はシステム動作環境設定の「スケジューラ」で定義されています。



・休日とする曜日
  何曜日を休日とするか選択します。
  ※設定できる曜日は3つまでです。

・祝祭日を休日とする(祝祭日の扱い)
  祝祭日を休日とするかどうか選択します。

・スケジューリング時間
  スケジューリングを行う時間を0時~23時で設定します。

・スケジュール多重度
  同時に起動できるジョブの最大数を設定します。

・指定休日
  休日および祝祭日以外の、特別な休日を設定します。祝祭日と重なった場合は、指定休日が優先されます。

・祝祭日
  国民の休日など暦上の祝祭日を設定します。初期設定では、昭和の日(4/29)や文化の日(11/3)など毎年日付が変わらない祝祭日が
  設定されています。成人の日や海の日など、年によって日付が変わる祝祭日は自分で設定する必要があります。

休日のジョブ実行有無、休日・祝祭日の設定による動作の違い

「スケジュール情報」と「システム動作設定環境」の設定によって、ジョブの実行がどのように変わるかいくつか例をご紹介します。

例① 休日・祝祭日はジョブ実行を行わず、休日は「日曜、月曜」とする。

頻度 毎日 休日とする曜日 日曜、月曜
実行時刻 10:00 祝祭日を休日とする する
休日処理 実行しない 祝祭日を休日とする 暦通りに成人の日等を追加



実行結果

例② 休日はジョブ実行を行わず、祝祭日は実行する。休日は「火曜、金曜」とする。

頻度 毎日 休日とする曜日 火曜、金曜
実行時刻 10:00 祝祭日を休日とする しない
休日処理 実行しない 祝祭日を休日とする 暦通りに成人の日等を追加



実行結果

例③ 休日・祝祭日にかかわらずジョブ実行を行う。休日は「土曜、日曜」とする。

頻度 毎日 休日とする曜日 土曜、日曜
実行時刻 10:00 祝祭日を休日とする する
休日処理 実行する 祝祭日を休日とする 暦通りに成人の日等を追加



実行結果

実行結果の確認

ジョブの実行結果は、「スケジュール履歴一覧」画面から確認することができます。
キャンセルされたスケジュールについても、キャンセルの履歴が表示されます。

まとめ

今回はスケジューラ機能についてご紹介しました。

スケジュールを管理するソフトは、Windowsに標準搭載されている「タスクスケジューラ」や、その他にもたくさんのソフトがありますが、HULFTのスケジューラを使用することで、ファイル転送との親和性が高いスケジュール管理が可能となります。

次回は、メール連携機能についてご紹介します。
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