第5回:実践!データ加工〔数値の編集と日付の補正〕

OrangeLab. 運営チーム
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使用ソフトウェア:DataMagic for Windows Ver.2.2.2
今回はデータ加工の一環である「データの補正」についてご紹介します。
一部今までの情報と重複していますが、設定理由や注意点なども解説しています。
※下記バージョンのDataMagicについては、次の記事をご参照ください。
 DataMagic 実践!データ加工〔数値の編集と日付の補正〕(Ver.3.0.0)

はじめに

HULFT Orange Lab.運営チームの佐々木です。
「DataMagic」の記事を担当しています。

今回は前回に続きデータ加工についてご紹介します。

まず今回説明を行う内容ですが、「数値データの編集」と「日付データの補正」です。
数値データの編集は、関数を利用して税抜価格を税込価格に値を置き換えます。
日付データ補正は、西暦表記している申込日を標準機能を利用し、簡単に和暦表記へ変更します。

なお、本TIPSを利用するには、DataMagicがコンピュータにインストールされていることが条件となります。
DataMagicの入手先やインストール方法などについては、当ページ下部のDataMagicとGUIのインストールを
参照してください。

下記イメージのようにCSVファイルの加工を行います。


下記データはサンプルとして用意したCSVです。網掛けをしている数値データと、日付データを加工します。

準備


格納先は任意ではありますが、以下のフォルダを作成してください。
サンプルデータ格納先
C:\work\SAMPLE\inputdata\
出力データ格納先
C:\work\SAMPLE\outputdata\
準備として「DataMagic」を起動し、任意で作成した接続先に接続してください。

手順

Step01

タブボタンの「アダプタ」にある「CSV」を選択後、「新規作成」をクリックし入力出力ファイルの定義情報を作成します。


Step02

下記画面が起動しましたらIDと項目名を決め適用ボタンをクリックし、入力ファイル定義を作成します。
 ※ 定義名は任意ですが、入力ファイル定義を「SAMPLE_HOSEI_IN」としています

項目名は以下の4つとなります。
  1. 申込日(西暦)
  2. 受講ラーニング名
  3. 金額(税抜)
  4. 申込者


Step03

次に出力定義も作成しますが、今回はコピーを使います。
入力ファイル定義を選択し操作メニューの「コピー」を押し、コピー先IDとして出力ファイル定義名を入力します。
 ※ 定義名は任意ですが、出力ファイル定義を「SAMPLE_HOSEI_OUT」としています


Step04

作成した出力ファイル定義を開き、下記にように変更します。
  1. 申込日(西暦)⇒ 申込日(和暦)
  2. 金額 (税抜)⇒ 金額 (税込)

変更後、適用ボタンをクリックし、出力ファイル定義を保存します。

Step05

下記画面のようにCSVの入力定義と出力定義が追加され、ファイル定義の準備ができました。


Step06

データ加工情報を作成するため、タブボタンから「データ加工」を選択し、操作メニューから「新規作成」を選択します。


Step07

下記画面が表示されますので任意のIDを入力してから、入力と書かれたボタンをダブルクリックします。
 ※ ここではID名を「SAMPLE_HOSEI」としています


Step08

下記画面の赤線で囲まれた項目を次のように設定します。
  1. 形式はCSVを選択し、アダプタのIDはStep01で作成したアダプタの入力ファイル定義を設定します。
  2. ファイル名はサンプルとして用意した入力ファイルを指定します。
  3. オプションの「項目数のチェックを行う」と「ヘッダレコード設定」にチェックを入れ、ヘッダレコードは「1行」とします。

 ※ ヘッダレコードを設定しない場合、データの編集時に入力データのタイトル行が原因で型不一致となります。

情報入力が終わり「OK」をクリックすると情報が保存されます。


Step09

設定が終わると新たに抽出情報が作成され、入力情報と抽出情報が線によって結ばれます。
次に出力と書かれたボタンをダブルクリックします。


Step10

次は出力ファイル定義ですが、入力ファイル定義と同じく下記画面の赤線で囲まれた項目を設定します。
  1. 形式はCSVを選択し、アダプタのIDはStep02で作成した出力ファイル定義を設定します。
  2. ファイルの出力先とファイル名を設定します。

 ※ ファイル名は任意ですが「HOSEI_out」としています。

情報入力が終わりOKをクリックすると情報が保存されます。


Step11

以上で入力データと出力データの設定が終わりました。



Step12

抽出条件の●から出力条件の●へドラックし、つなげます。


Step13

灰色に反転している抽出条件をダブルクリックします。


Step14

同一項目名がある為、確認メッセージが表示されますが「はい」をクリックし、マッピングします。


Step15

「申込日(西暦)」を「申込日(和暦)」にドラックをしたあと「申込日(和暦)」を選択します。



※ 右下にある出力フォーマット形式は下記画面のように「標準」から「日付」に切り替えれます。
  今回は「EEYY年MM月DD日」選択します。


Step16

次に「金額(税込)」を選択し、出力情報の「追加ボタン」をクリックします。


Step17

「数値演算」を選択し、演算式に「$INUM(3)*1.08」と入力します。

  「$INUM」は指定した項目の値に変換されます。
  「$INUM(3)」の場合、入力項目3番目の値になりますので「金額(税抜)」に1.08を掛けた値を得ることができます。
   また今回は1.08を掛け8%税率としていますが、必要に応じ5%や10%に変更してください。


Step18

次に下記画面の赤線で囲まれた出力フォーマット項目も変更します。
  1. 「符号出力」    ⇒ 「付加しない(絶対値)」
  2. 「有効小数点部桁数」⇒ 「指定する」「0」
  3. 「有効桁数調整方法」⇒ 「切り捨て」
  4. 「空文字の扱い」  ⇒ 「0として扱う」

情報入力が終わりOKをクリックすると情報が保存されます。


Step19

以上で設定はすべて完了しましたので、画面の実行ボタンを押下しデータ加工結果を確認します。


Step20

実行すると下記画面が表示されますので、出力ファイル生成モードを確認し実行します。


Step21

下記のように正常終了しましたら出力データを確認してください。


Step22

下記は編集後のデータです。



「申込日」は「西暦」だったものが 「和暦」に、「金額」は「税抜」だったものが「税込」になったことが確認できます。

さいごに

今回は前回のおさらいのような内容になりました。
関数を利用しつつ、標準機能を使い日付データの補正をしています。
特に日付や金額などは良く使う項目なので覚えておくと便利です。
次回はマージやソートを実践します。

サンプルデータ

サンプルデータはzip形式での提供となります。解凍してからご利用ください。

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