第3回:圧縮方式

OrangeLab. 運営チーム
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ファイルの転送速度に影響を及ぼす「ファイルサイズ」。
ファイルサイズをより小さくするための「圧縮方式」についてご紹介します。

はじめに

こんにちは、HULFT Orange Lab.運営チームの平野です。
前回は、「転送形式とコード変換」をご紹介しました。

異なる機種間の心配事が減ったところで、次に気になるのはファイルをいかにはやく転送できるかということではないでしょうか。
転送速度を上げるために、ネットワークの設定を最適化する方法もありますが、『転送するデータ』を小さくするというのも方法のひとつです。

第3回は、ファイルの圧縮方式についてご紹介していきます。

圧縮方式

HULFTでは、「横圧縮」「縦横圧縮」「DEFLATE圧縮」の3種類の圧縮方式を選択することができます。
「圧縮方式」も、「転送タイプ」と同様に配信管理情報で設定します。

「横圧縮」、「縦横圧縮」の特徴

同じ1バイトコードが連続している場合に圧縮されます。
固定長など、レガシー系のデータで0埋めをしている場合などには非常に有効です。一方、オープン系のテキストファイルでは同じデータが連続することが少ないので、効果的な圧縮を行えません。

「DEFLATE」の特徴

ZIPなどに採用されている圧縮アルゴリズムを使用していて、「横圧縮」「縦横圧縮」では効果のなかったオープン系のファイルに対しても高圧縮が行えます。

DEFLATE圧縮

実際にDEFLATE圧縮と横圧縮で、どのくらい圧縮率が変わってくるのか見てみましょう。
オープン系のテキストとして、「deflate」を羅列したファイルを用意します。



まずは横圧縮で配信してみます。


配信履歴の詳細情報を見てみましょう。圧縮率(%)が「101」と表示されています。
ここで表示されている圧縮率というのは、配信ファイルのサイズに対して圧縮後のサイズ比率になるので、101%というと圧縮後のサイズの方が大きなってしまっているということになります。
「圧縮なし」にした方が少ないデータサイズで転送ができた・・・という場合もあります。



同じ配信ファイルを「DEFLATE圧縮」で配信してみましょう。


今回はどのくらい圧縮されたでしょうか?
履歴を確認してみると、圧縮率が「1」となっていて圧縮が非常に効果的に働いていることが分かります。

まとめ

今回は、圧縮形式についてご紹介しました。
転送するファイルに合わせて、より効果のある圧縮形式を選択し転送速度をアップさせましょう。

次回は、「ジョブ連携」についてご紹介します。
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