HULFT-HUBを中継するための定義を、HULFT-HUBを使わずHULFTに設定したい

OrangeLab. 運営チーム
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はじめに

こんにちは、HULFT Orange Lab.運営チームの江頭です。

今回はHULFT-HUBの中継転送をHULFTで受けれるようにHULFT側の設定についてご紹介します。
HUB Serverの中継転送を用いて、例えば外部ネットワークとの接続ポイントをHUB Serverに限定すればセキュリティレベルが向上します。
HULFT-HUBには中継転送を行うためのHULFTの設定を自動で行う機能があるのですが、既存の設定を流用する場合や、他社所有のHULFTのため管理情報に触れることができない場合など、HUB Server上から自動設定できない場合があります。
そんな時はHULFTの設定を手動で行ってみましょう。

全体の流れ

現在HULFTを利用して直接転送を行っているとします。今度HULFT-HUBの導入に伴いHUB Server経由で転送を中継できるようにします。


この環境を整えるには以下の手順を踏みます。
  • 手順1 - HULFTの詳細ホスト情報にHUB Serverの情報を登録する
  • 手順2 - HUB経由の転送に変えるファイルIDの転送グループ情報を編集する
それでは、実際の手順を見てみることにします。

手順1 - HULFTの詳細ホスト情報にHUB Serverの情報を登録する

配信側HULFTの詳細ホスト情報を開くと集信側HULFT「DEF」の情報が登録されています。
逆に集信側HULFTの詳細ホスト情報を開くと配信側HULFT「ABC」が登録されています。


現在の状態は直接転送するための設定です。ここからHUB Serverを経由して配信を中継させるための設定を行います。

(1) 現在の直接転送の詳細ホスト情報をコピーします。



新しいホスト名を入力します。
新しいホスト名は、集配信先のHULFTのホスト名とその集信ポート番号付のプレフィックス形式にします。

集配信先のホストで複数のHULFTが稼働していた場合、意図しないHULFTへの転送を防ぐためにポート番号レベルで区別できるようにするため「ホスト名_集信ポート番号」の形式で入力します。

(2) コピーしたらHUB Serverの転送を中継するプロキシサーバーとして登録します。

コピーした詳細ホスト情報を開き「インターネット」をクリックします。


赤枠で囲んだ部分がHUB Serverで中継を行うための設定部分です。
先ほどの構成図より、自ホスト情報を「相手ネットPROXY」に、中継を行うHUB Serverを「自ネットPROXY」に登録します。



このように設定が完了したら、保存して詳細ホスト情報を閉じます。

手順2 - HUB経由の転送に変えるファイルIDの転送グループ情報を編集する

手順1でHUB経由にするため詳細ホスト情報を新たに作りました。
今度は転送グループ情報を編集し、HUB中継転送に切り替えるファイルIDが参照している転送グループ情報に先ほど作ったHUB Server経由の詳細ホスト情報を登録します。

(1) 直接転送で利用している転送グループIDを一覧画面から選択します。

(2) ホスト名を手順1の(1)で設定したホスト名に置き換えます。


入力が完了したら保存します。以上で、HULFTの設定は終了です。

まとめ

いかがでしょうか?
通常は、ご利用中の環境に応じてHUB Serverにて自動的に管理情報を生成し、HUB Serverで個々のHULFTに配布することができますが、HUB Serverで中継転送を行いたいHULFTが、HUB Server上で管理対象外の場合は、今回の手順でHUB中継に切り替えることができます。
また、今回の手順のように、直接転送用の詳細ホスト情報をコピーして新たに中継転送用の詳細ホスト情報を作成することで、直接転送用の設定が残りますので、必要に応じて簡単に直接転送に戻すことができます。
このように運用に応じて柔軟な対応が可能になりますのでぜひお試しください。
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