集信ファイル名を配信側で指定したい

OrangeLab. 運営チーム
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はじめに

こんにちは、HULFT Orange Lab.運営チームの兼平です。

HULFTを使用してファイル転送を行う時、動的に配信側のファイル名を集信側のファイル名にしたい、また配信側で指定したいといったケースはあるのではないでしょうか? 本日はそんな方向けに集信側ファイル名を置換する方法をご紹介します。

事前準備

集信ファイル名を動的に指定するには、HUFLTのシステム動作環境設定で、以下の項目を設定する必要があります。
動的パラメータ:動的変更可能
メッセージ動的パラメータ指定:すべて置換する
上記の様に項目の設定が完了したら、設定を有効にするため、一度HUFLTを再起動します。

集信側ファイル名を配信側と同じファイル名に指定する

HULFTでファイルを転送する場合、配信側と集信側の管理情報にそれぞれのファイル名を指定しなけばなりません。しかし、HULFTの環境変数を利用することで、集信側のファイル名を配信側と同じファイル名に変更する事ができます。
では、早速やってみましょう。

①配信管理情報を作成

②集信管理情報を作成し、ファイル名の部分に「$SNDFILE」、集信形態を「単一集信」に設定する

③配信を行い、コンソールにて集信ファイル名が配信ファイル名と同じであることを確認

④配信ファイルと集信ファイルが同じであるかどうかを確認

C:\>comp C:\100MB D:\testdata\100MB
C:\100MB と D:\testdata\100MB を比較しています...
ファイルに違いはありません

集信側ファイル名を動的に指定する

「集信側ファイル名を動的に指定する」では集信ファイル名を配信ファイル名に変更する方法とは別に、集信ファイル名を配信側で任意に指定する事が可能です。

こちらもすごくシンプルです。集信管理情報のファイル名の部分に「$MSG0~$MSG5、$MSGL0~$MSGL1」を設定するだけです。

では、早速やってみましょう。

①配信管理情報を作成

②集信管理情報を作成し、ファイル名の部分に「$MSG0」、集信形態に「単一集信」を設定

③utlsendコマンドのメッセージ引数に集信ファイル名(test)を指定

c:\>utlsend -f LOOP -msg0 test

④コンソールにて、メッセージ引数で指定したファイル名が集信ファイル名になっている事を確認

⑤配信ファイルと集信ファイルが同じであるかどうかを確認

c:\>comp C:\100MB D:\testdata\test
C:\100MB と D:\testdata\test を比較しています...
ファイルに違いはありません

まとめ

いかがでしょうか? 集信ファイル名を配信ファイル名に変更したり、配信側で任意にファイル名を指定したりする事により、運用時のファイル名の命名規則制限が緩和されるのではないでしょうか?

もう少しファイル名置換について詳しく知りたい方は「オペレーションマニュアル」を御覧ください。
今後ともぜひこの置換機能を運用に役立てて下さい。
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