履歴などを出力せずに疎通テストしたい

OrangeLab. 運営チーム
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はじめに

こんにちは、HULFT Orange Lab.運営チームの伊藤です。

社内システムの中にHULFTを入れた際に、当然ながら皆さん疎通テストをされるかと思います。
しかし、現在稼働中のサーバーと実際に転送をしてしまうと、その転送がトリガーとなり、本番システムが動いてしまうのでテストが困難!そんなことはありませんか?

HULFT8ではそんな悩みを解決する機能「転送テスト」が備わっています。
 ※「転送テスト」を利用するには集信側、配信側ともにHULFT8であり、HULFT7通信モードが無効である必要があります。
  確認の上、ご利用ください。

他のシステムは動かさずに疎通確認

例えば下の図のような構成で考えてみましょう。


このように様々な支店からファイルを集積している場合、新規出店した札幌支店で疎通確認の為ファイルを転送しようとすると、稼働中の大阪支店や名古屋支店、福岡支店のファイルと見分けがつかず、東京本社ではテストで転送したファイルもデータセンターへ転送してしまうことが考えられます。

そのため、札幌支店からの疎通確認時には、ファイル出力や履歴、後続の処理などを動かさずにファイル転送を行いたい、ということは良くあることと思います。

HULFTではこのような各システムが本番稼働中の状態でも本番のシステムを動かすことなく(図の場合では、データセンターへファイル転送をすることなく)、簡単に疎通を確認することが可能です。

今回はそんな「転送テスト機能」についての説明について見ていきましょう。

①新しく導入したHULFT8をテストモードに設定します。

「システム管理」 > 「システム動作環境設定」の転送テストのパネルを開きます。
その中の「転送動作モード」を「テストモード」に設定します。
 ※HULFT8では集信側、配信側のいずれかでも転送動作モードが「テストモード」であれば転送テストを行い、
  双方とも「連動モード」であれば通常の転送を行います。
  転送テスト時には集信側、配信側の各HULFTのシステム動作環境設定で設定された動作に従い、動作を変更して転送を行います。

②動作を抑制したい項目を設定します。

今回の場合は転送を行った後に集信ファイルを出力を抑制したいのでファイルを受け取る側のHULFTの「集信ファイル出力」を「出力しない」にします。
また、疎通テストの履歴を残したくない場合は履歴を出力したくない側のHULFTの「転送履歴出力」を「出力しない」にします。
(その他の項目についても動作を変更したい場合には「アドミニストレーションマニュアル」を参考に設定を行ってください。)

③設定反映の為、HULFTの再起動を行います。

「ツール」 > 「プロセスコントローラ」を開き、HULFTを現在利用していないことを確認の上で終了させてから、再度、起動を行ってください。

④実際に転送を行います。

「ツール」 > 「コンソール」を転送前に開いておけば、HULFTがテストモードで転送したことがわかるかと思います。
今回はループバック転送で疎通を行っています。

⑤ファイル作成が抑制されているか確認します。

⑥履歴が出力されていないことを確認します。

「状況紹介」から「配信状況一覧」と「集信状況一覧」を開きます。
転送結果が出力されていないことがわかるかと思います。

「配信状況一覧」


「集信状況一覧」


この
 「疎通テストを行いたいHULFTをテストモードに設定して」
 「動作を抑制したいHULFTの転送テストの設定を変更し」
 「設定の変更を行ったHULFTを再起動」
という操作を行っていれば、ファイル出力や履歴出力を抑制しつつ、動作することがお分かりいただけたかと思います。

まとめ

いかがでしょうか?
HULFT8を利用すれば新しいサーバーやシステムが加わった時でも簡単に疎通テストができることがお分かりいただけたかと思います。

クラウドなどの利用でシステムの切り替えまでの期間も短くなった今、HULFTを利用すればもっと簡単に連携のテストができますので、是非活用してみてください。
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