蓄積が完了した時点で配信側に結果を通知したい

OrangeLab. 運営チーム
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はじめに

こんにちは、HULFT Orange Lab.運営チームの江頭です。

今回はHULFT-HUBで蓄積をした時点で転送を完了させる方法についてご紹介します。
蓄積ができることによってファイル連携の幅が広がり、より業務体系に近い形でファイルを連携をさせることができます。 蓄積が完了した時点で転送結果を通知するメリットも含めてご紹介します。

蓄積が完了した時点で転送結果を通知するメリットとは?

A社の生産システムは夜間操業を行っている関係で、稼働時間が19時から5時までだとします。
また会計システムは日中の業務に合わせて、9時から18時まで稼働します。
相互のシステムは稼働時間が異なるため直接ファイル連携ができません。



そこでファイル連携を中継するHUB Serverを導入することで、生産システムから送られるファイルを一旦蓄積し、会計システムが動き始めたらHUB Serverにファイルを取りに行くという運用を行うことで、相互のシステムは稼働時間を変えることなくファイル連携を行うことが可能になります。



生産システム側からするとHUB Serverに届いた時点で配信処理を完了し、あとの処理はHUB Serverに任せるという運用をするため、HUB Serverの蓄積が完了した時点で配信側の生産システムに通知する設定を行ってみましょう。

この環境を整えるには以下の手順を踏みます。
・HUB Server全体でこの設定を適応する場合は手順1へ
手順1 - HULFT-HUB Serverの蓄積環境設定を変更する
・特定の配信だけ、蓄積完了時に配信元へ結果を通知する場合は手順2へ
手順2 - 転送定義の蓄積環境設定を変更する
それでは、実際の手順を見てみることにします。

手順1 - HULFT-HUB Serverの蓄積環境設定を変更する

(1) HUB ManagerからHUB Serverへログインし、HUB Serverの「蓄積環境設定」をクリックします。


(2) 蓄積環境設定の「蓄積完了時、配信への転送結果通知」項目の設定を「常に転送完了を返す」に設定します。



以上で、蓄積が完了した時点で配信元へ転送結果を通知する設定となります。あとは保存して完了です。

手順2 - 転送定義の蓄積環境設定を変更する

(1) HUB Managerで蓄積結果を通知する定義情報を開きます。


(2) 転送マップ上のHUB Serverをクリックし「蓄積設定」をクリックします。


(3) 蓄積環境設定の蓄積完了時、配信への転送結果通知を「常に転送結果を返す」に設定します。

デフォルトでは、「システムに依存する」という設定になっていますが、
これは手順1で設定したHUB Server全体の蓄積環境設定が適応される設定となります。


設定が完了したら保存して終了となります。

まとめ

いかがでしょうか?
HUB Server全体で今回設定した蓄積完了時に、転送結果を通知するポリシーを適応したり個別の転送定義に対してポリシーを適応したりと、用途に応じて使い分けることができます。

今回は自社内を想定しましたが、他社間とのやり取りで責任分界点として、他社のHUB Serverまで届けばあとは他社の運用に任せるという使い方にも適応できます。
また、海外とのファイル連携で時差の吸収をする役割にも使えます。ぜひHULFT-HUBの蓄積機能と組み合わせてお使いください。
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