HULFTの転送異常時にメールを送信したい

OrangeLab. 運営チーム
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はじめに

こんにちは、HULFT OrangeLab.運営チームの兼平です。

HULFTの運用上、毎日大量の転送を行うと思いますが、転送が異常終了した場合、一早くそれに気づけるように、管理者にメールを送信したいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本日はHULFT Scriptを利用して、HULFTの転送が異常終了した場合に管理者にメール送信するTipsをご紹介します。

※本TipsではHULFT Scriptのテンプレートの一つ「転送異常のメール通知」を利用しやすくなるように改良していきます。

HULFT Scriptとは

HULFTのファイル転送の前後でよくある処理を、GUI(Graphical User Interface)ベースでより簡単に作成し運用できる製品です。サービスを構成する一連の処理をスクリプトと呼び、作成したスクリプトはトリガーや外部プログラムから実行出来ます。

転送異常時メール送信の概要

HULFT転送履歴の完了コードと詳細コードを元に転送が正常終了かどうかを判断し、異常終了した場合のみ管理者宛にメールを送信します。全体の流れのイメージとしては以下の様になります。
  TIPS003_01a.png

以下のリンクより、当Tipsのサンプルプロジェクトがダウンロード可能です。
是非ダウンロード頂き、ご活用下さい。

HULFTの転送異常時にメールを送信したい

事前準備

①グローバルリソースでHULFT環境設定を作成しておく

※事前にHULFTがインストールされているディレクトリをHULFT Scriptのファイルシステムにマウントする必要があります。

インストール先ディレクトリ:マウントしたHULFTインストール先ディレクトリパス
HULPATHディレクトリ:マウントしたHULPATHインストール先ディレクトリパスTIPS003_02a.png

②グローバルリソースでメール送信サーバ接続設定を作成しておく

ホスト名:送信メールサーバホスト名
ポート番号:送信メールサーバのポート番号
TIPS003_03a.png

スクリプトについて

HULFT Scriptのテンプレートの一つ、「転送異常のメール通知」をさらに利用しやすくします。

①プロジェクトを作成する(スクリプトは作成しない)

TIPS003_04a.png

②送信元、送信先スクリプト変数を作成し、それぞれにメールアドレスを設定する

TIPS003_05a.png

TIPS003_06a.png

※スクリプト変数を追加することにより、送信元と送信先を簡単に変更する事ができます。

③1通メール送信処理の送信元メールアドレスと送信先メールアドレスにスクリプト変数を設定する

TIPS003_07a.png

④プロジェクトをサービスに登録する


TIPS003_08a.png
TIPS003_09a.png

⑤HULFT Scriptトリガーを作成する

TIPS003_10a.png

⑥作成したサービスとスクリプトを選択する

TIPS003_11a.png

⑦HULFT Scriptトリガーが作成されたことを確認する


TIPS003_12a.png

転送異常のメール送信確認

①配信要求を発行する

TIPS003_13a.png

②転送が異常終了する

TIPS003_14a.png

③メールを受信することを確認する


TIPS003_15b.png

まとめ

いかがでしょうか? このようにHULFT ScriptとHULFTを連携させる事によって、ファイル転送が異常終了した場合、いち早く管理者に知らせる事によって早期の問題解決が可能です。

HULFT Scriptには他にもZIP圧縮、HULFT配信要求など便利なアダプタがあるので、様々なスクリプトを作成して、ぜひ運用に役立てて下さい。
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