第10回:万一のデータ消失に備えて!多彩なテンプレートでバックアップをサポート

OrangeLab. 運営チーム
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「製品を知る」シリーズ:HULFT Script第10回!
どのような業務システムでも、データのバックアップは欠かせません。ハードウェアの故障、ソフトウェアの不具合、人為的なミスや自然災害など、さまざまな原因で大切なデータが一瞬のうちに失われてしまうことがあります。きちんとデータをバックアップしておかないと、リカバリができなくて業務に大きな支障が出るばかりか、企業活動がストップする危険性さえあります。今回は、HULFTのオプション製品「HULFT Script」の中から、データのバックアップをサポートするさまざまなテンプレートをご紹介します。

 

1. テンプレートを使ってこんなバックアップが可能!

こんにちは。HULFT OrangeLab. 運営チームの村上です。

 バックアップの方法はいろいろありますが、「ファイルサーバを用意して、定期的にデータをコピーする」というのが多くの企業で行われている一般的な方法でしょう。バックアップのためにHULFTでデータ転送するときに役立つのが、以下の「HULFT Script」のテンプレートです。 


リネームしてバックアップ
バックアップするべきファイルを、転送先にコピーし、リネームします。




日付のディレクトリにバックアップ
バックアップするべきファイルを、転送先の日付のディレクトリにコピーします。




特定の拡張子のみZIP圧縮
バックアップするべきファイルの拡張子が特定のものであれば、圧縮して転送先にコピーします。





ディレクトリを別ホストにコピー
ディレクトリごとバックアップをとり、転送先にコピーします。HULFTのutljoinコマンドで結合してから転送し、転送先ではディレクトリ構成も含めて復元します。災害に備えるディザスタリカバリなど、構成ごとバックアップすることを想定した機能です。


 ①ディレクトリ構成をZip圧縮して配信


 ②展開したディレクトリ構成を上書きコピー


 ③集信したZipファイルを展開




集信ファイル名に日時を付与
集信側において、バックアップのために転送されたファイルを、日時が含まれた名前にリネームします。バックアップを取った日時がわかるので便利です。




2. ファイル名の工夫でバックアップをサポート!

 バックアップのトラブルや、後から気づくデータの不整合に備えるため、大切なデータは複数のバックアップを保存しておくのが安全です。そこで、転送先での上書き保存を避けるために、名前をユニークにしたり、世代管理したりする必要が出てきます。そのために活用できるテンプレートをご紹介しましょう。

2-1.ユニークにしたいときに使えるテンプレート

 バックアップされたファイルを一意な名前にリネームするテンプレートです。集信側でファイル名をユニークにすることで、上書き保存を回避します。

ナノ秒までの日時を含むファイル名にリネーム
受け取ったファイルを10億分の1秒までのバックアップ日時を含む名前にリネームします。OSがLinux、UNIXなどの場合にお使いいただけます。




ミリ秒までの日時を含むファイル名にリネーム
受け取ったファイルを1000分の1秒までのバックアップ日時を含む名前にリネームします。OSがWindowsの場合はこちらをお使いください。




ファイル集信後一意なファイル名にリネーム
受け取ったファイル名にランダムな文字列を付加してリネームします。ファイル名に日時を含む必要がない場合にお使いいただけます。




2-2.世代管理したいときに使えるテンプレート

 上書き保存を避けるだけでなく、ファイルの世代管理を行いたい場合には、次のテンプレートがおすすめです。

HULFTの世代管理ファイルの最新ファイル名を常に固定にする
最新のバックアップファイルを常に同じ名前で保存しながら、複数ファイルを世代管理したい場合にお使いいただけます。HULFTの標準機能でも世代管理ファイルが作成できますが、ファイル名につく数字がカウントアップされるため、データを扱う前に最新のファイル名を調べる必要があります。名前が固定されていると、調べる手間が省けるので便利です。




(図1)~HULFTの世代管理ファイルの最新ファイル名を常に固定にする~




世代管理されたファイル名を別名で管理
このテンプレートも、複数ファイルを世代管理したい場合にお使いいただけます。バックアップファイル名は、日付に基づいてリネームされます。




3. データ転送前後のファイルのコピーも簡単!

 ファイルサーバにバックアップするほどではなくても、データを転送する前後に、念のためファイルのコピーを取っておきたいことがあるでしょう。次のテンプレートを使って、データの転送前後にファイルをコピーしておくことができます。ログの追跡や、転送のやり直しが必要になった場合に便利です。

転送後ファイルバックアップ
データ転送をした後に、正常・異常にかかわらず、配信側でファイルのコピーを保存します。




配信成功時にファイルバックアップ
データ転送が正常終了した場合に、配信側でファイルのコピーを保存します。




配信失敗時にファイルバックアップ
データ転送が異常終了した場合に、配信側でファイルのコピーを保存します。




4. DataMagicとの連携も可能!

 DataMagicを使用して、データを転送する前後に、念のためのファイルコピーを取っておくことも可能です。DataMagicとの連携のテンプレートは、以下の2つがあります。



DataMagic変換前にバックアップ
データ加工ツール「DataMagic」でデータ変換を行う前に、ファイルのコピーを保存します。




DataMagicで変換したファイルをバックアップ
データ加工ツール「DataMagic」でデータ変換を行った後に、ファイルのコピーを保存します。




5. まとめ

 業務システムに定期的なバックアップは不可欠です。データ転送の前後に必要な処理をノンプログラミングで開発できる、HULFTのオプション製品「HULFT Script」には、バックアップを便利にするさまざまなテンプレートが揃っています。テンプレートはダウンロードするだけで利用できるため、バックアップ運用に伴う開発の手間を大幅に減らすことが可能です。万が一のデータ消失に備えて、今回ご紹介した「HULFT Script」のテンプレートをぜひご活用ください。

  本コラムでご紹介しました「バックアップ」の処理に利用できるテンプレートは、

「Backup_01」に含まれております。

HULFT Scriptをお持ちでない方

HULFT Scriptは評価版もございます。
評価版をダウンロードいただき、今回の記事をご活用のうえ、インストールいただければ幸いです。



※HULFT-ScriptはHULFT8のオプション製品のため、「HULFT Script Optionを含む」を選択してください。
※評価版は無償で60日間ご利用いただけます。

HULFT Scriptをお持ちの方は

今回ご紹介したテンプレートは下位のサイトからダウンロードできます。是非お試しください。

HULFT Script テンプレートダウンロード

下記リンク先の「myHULFT」にログイン後、「製品情報」> 「ツール/サンプル/ベータ版」> 絞り込み「テンプレートスクリプト(HULFT Script)」よりダウンロードいただけます。



「テンプレートスクリプト(HULFT Script)」ダウンロード後、「HULFT Script Studio」へのテンプレート導入手順は下記リンク先のページをご参照ください。

>導入手順はこちら
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