第7回:テンプレートで簡単に実現できる、柔軟なエラーハンドリング

OrangeLab. 運営チーム
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「製品を知る」シリーズ:HULFT Script第7回!
運用実績20年以上を誇るHULFTのノウハウが結集したHULFT Script テンプレート。 データ連携の前後処理が、ダウンロードするだけで手軽に実装できます。 ここでは、データ転送に欠かせないエラーハンドリングを、テンプレートで簡単に実現する方法を紹介します。

 

1. エラーハンドリングに使えるテンプレートは5つ

こんにちは。HULFT OrangeLab. 運営チームの村上です。

システム間でデータ連携を行う場合、エラーが起きることをあらかじめ想定して、適切な例外処理を組み込んでおく必要があります。データ転送がエラーになったままシステムを動かしてしまうと、プログラムの異常動作やデータの破損といったさまざまな不具合につながるからです。

HULFT Scriptは、エラーハンドリングに使えるテンプレートも用意されています。


ダウンロード名称 : ErrorHandling_01

No. テンプレート名
1 転送がエラーの時Syslogにログ出力
2 配信失敗時、一定回数リトライ
3 配信失敗時リトライ
4 特定のエラーコードでも正常終了
5 FTP送信時の異常検知

これらのテンプレートを利用すると、エラーハンドリングでよくある課題を、簡単に解決することができます。どのような場合に使えるのか、ご紹介していきましょう。

2. 課題(1)「エラーをSyslogで一元管理したい」

テンプレート

「転送がエラーの時Syslogにログ出力」

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こんな方におすすめ

  • 複数のアプリケーションのログを監視しているため、監視先が分散して煩雑になっている。
  • HULFTのエラーをSyslogで管理したい。
システムで起こるエラーに早く気づいて迅速に対応するためには、ログの常時監視が有効です。今まで、HULFTで発生するエラーはHULFTのログだけに出力されていました。そのため、HULFTと他のアプリケーションが同時に稼働している場合、それぞれを別々に監視する必要がありました。結果として、システム管理者は、監視先の分散によるログ管理の煩雑化に課題をお持ちでした。

テンプレート「転送がエラーの時Syslogにログ出力」を使うと、HULFTによる転送エラーをSyslogに自動出力できます。エラーをSyslogだけで管理できるので、運用効率がアップします。これにより運用監視ソフトを組み合わせたエラー検知の自動化も、容易に実現できます。

テンプレート活用イメージ図 ~Syslogでの例外一元管理~

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Syslogに出力される項目は、テンプレートをカスタマイズすることで、ニーズに合わせて追加できます。Syslogを使って"例外"の一元管理を手軽に実現できますので、ログ分散にお困りの方はぜひご利用ください。

3. 課題(2)「転送ごとにリトライ間隔や回数を変えたい」

テンプレート

「配信失敗時一定回数リトライ」

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「配信失敗時リトライ」

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こんな方におすすめ

  • データの重要性や緊急性によって、データ転送のリトライ回数やリトライ間隔を変えたい。
  • データ転送が失敗したときのリトライ回数やリトライ間隔を、転送ごとに細かく設定したい。
データ転送エラー時のリトライ回数や間隔は、HULFT全体で1つだけ設定でき、すべての転送に適用されます。そのため、データの重要性や緊急性によってリトライ回数や間隔を変更する運用の場合、個別にバッチファイルを作成してコントロールする必要がありました。

テンプレート「配信失敗時一定回数リトライ」を使うと、バッチファイルを作成しなくても、転送ごとのリトライ回数・間隔の設定が可能になります。

テンプレート活用イメージ図 ~それぞれの転送ごとにリトライ間隔・回数を設定~

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テンプレートをダウンロードするだけで、各転送ごとの設定を簡単に変更できるため、開発工数の大幅な削減や、スケジュールの短縮につながります。転送ごとにリトライ回数やリトライ間隔を設定したいときには、このテンプレートをぜひお試しください。

また、リトライ間隔だけを設定できる「配信失敗時リトライ」というテンプレートもご用意しています。回数を定めずに、成功するまでリトライしたい場合に利用できます。状況に応じてご活用ください。

4. テンプレート「特定のエラーコードでも正常終了」

エラーハンドリングに使えるその他のテンプレートについても、簡単にご紹介しておきましょう。

テンプレート「特定のエラーコードでも正常終了」は、配信がエラーになったとき、特定のエラーコードであれば正常扱いとして後続処理を実行する機能です。たとえば、転送をキャンセルした場合、配信エラーになりますが、業務としてはおかしくありません。こうしたケースで後続処理を通常どおり続けたいときに、このテンプレートが役に立ちます。

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5. テンプレート「FTP送信時の異常検知」

テンプレート「FTP送信時の異常検知」は、HULFT Scriptを使ってFTP転送を行う際、アップロードに問題が発生した場合に、エラーにする機能です。HULFT ScriptのFTP転送機能と組み合わせてお使いください。

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6. まとめ

今回はHULFT Scriptのテンプレートを使ったエラーハンドリングをご紹介しました。御社の運用に合致するものはありましたか? いずれのテンプレートも、ダウンロードするだけで手軽に導入できます。5種類のエラーハンドリング機能が追加されたHULFT Scriptの便利なテンプレートを、ぜひお試しください。

HULFT Scriptをお持ちでない方

HULFT Scriptは評価版もございます。
評価版をダウンロードいただき、今回の記事をご活用のうえ、インストールいただければ幸いです。



※HULFT-ScriptはHULFT8のオプション製品のため、「HULFT Script Optionを含む」を選択してください。
※評価版は無償で60日間ご利用いただけます。

HULFT Scriptをお持ちの方は

今回ご紹介したテンプレートは下位のサイトからダウンロードできます。是非お試しください。

HULFT Script テンプレートダウンロード

下記リンク先の「myHULFT」にログイン後、「製品情報」> 「ツール/サンプル/ベータ版」> 絞り込み「テンプレートスクリプト(HULFT Script)」よりダウンロードいただけます。



「テンプレートスクリプト(HULFT Script)」ダウンロード後、「HULFT Script Studio」へのテンプレート導入手順は下記リンク先のページをご参照ください。

>導入手順はこちら
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